紀伊半島の魅力…。

最近、あまり近畿圏外へ出歩かないようになった。往復時間の都合がつきにくいというのもある。
しかし、それにもまして紀伊半島にぞっこんな私なのである。

紀伊半島はその規模がまず大きいということ。自転車だと一日で横断、縦断はできるものの、観光などを楽しむなら1泊2日程度のライドになる。海岸線で特にイイのは、紀伊田辺以南の地域。枯れ木灘と呼ばれるその海岸線は風光明媚であり、走っていて実に気持ちいいコース。黒潮の匂いをたっぷりと吸い込み、走りを堪能できる。車もこの辺になると少なくなり、非常に快適だ。

また、山間に入ると、各種の温泉やら滝などがあり、名勝スポットに事欠かない。主要道から外れて一歩僻地へ入り込むと、秘境ムードが味わえる。

高野山、熊野古道、などなどの世界遺産もある。

紀伊半島のプランをあれこれ考えていて、残念に思うのは、その昔、開通間近で頓挫した幻の五新線の鉄道がもし開通していればなあ、というものである。五条から新宮までは今ではバス路線となっており、日本一長い路線バスと呼ばれている。まだ、乗ったことがないが、ここで、輪行できると非常に助かる。地形的に東から西へ山脈が伸びているので、その谷筋に沿って西側へと降りるのが正しいのかもしれない。できるだけ、登りを少なく、下りを長く、っていうのにこだわっている。

となると、東側へアプローチする際にバス輪行でやっつけてしまうと、都合いいわけだ。五条のバスターミナルでも運転手は人待ち顔だし、きっと輪行できるだろう、って思う。

輪行であるが、紀伊田辺以南の路線は列車本数が非常に少ないため、時刻に要注意である。なので、私などは、最悪自走も想定して、紀伊日置あたりに車をデポし、そこからスタートとすることが多い。

紀伊半島の南に位置する河川は清流が多く、カヌーなどを楽しむ人も多い。これらの清流を眺めながら川筋に沿って下るというコースをよく走ることになる。日置川とか古座川などである。

家人にいうと、え! また行くの? って驚かれるが、それくらい、何度走ってもいいものはいい。
土曜日休日である。どのコースを走るか、今からワクワクしている。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿