輪行というサイクリングの方法について。

このポタログでも再々取り上げてきたテーマに輪行があります。
みなさん、輪行に関心あるようで、アクセス数が伸びておるようですな。

自宅からの自走サイクリングの場合、おおよそ普通に走っていれば、半年くらいで半径50キロ圏内は行き尽くしてしまうものと思われます。そうしますと、もっと先へとなるとかなり脚力が必要になってくるし、往復時間とかも考えるとナイトランも覚悟しないといけなくなったりします。なにより、その距離を走り切る自信がないとできません。

私の場合は、紀北(和歌山県北部に在住)のため、紀の川平野界隈は行き尽くしてしまいました。後は、広大な紀伊半島各地へ行くわけですが、輪行なしではとてもできません。愛車は泥除けのがっちり着いたいわゆるランドナーという車種です。

ヘッドを抜いて分解組み立てを毎回やっております。慣れれば、15分ほどで袋に収まります。最近は、ペダルもワンタッチで取り外せるものに交換したため、もっと時間短縮できるようになりました。

みなさん、気にされるのが傷がつかないか、というもの。私は、フレームカバーを二枚使用して、トップチューブとシートチューブなどに巻きつけて干渉する部分に当てております。こうしますと傷は最小限防げます。達人になると、こうしたものを使わなくてもガッチリ固定されていて、動かないために傷などつかないそうです。

愛用している輪行袋はあさひの横置き型です。フォーク抜きなので、縦になるのですが、袋に余裕があった方がいいので大きめのこいつを使用しています。エンド金具は必須かと思います。Rメカを保護する観点からも絶対に必要です。これとサドルのエンド部分で倒立させると、安定します。

ランドナーの輪行だと、とにかくコンパクトになるので、列車内で置き場所に困ることがありません。これはフォーク抜き輪行の長所ですね。

紀伊半島は魅力的ですが、列車ダイヤが問題なのと料金が高いので、半分は車で積んでいきます。そして、走り切ったところから、デポ地まで、列車輪行で戻るという方法を毎回使っています。こうしますと、帰りは車なので、おみやげなども買えますし、温泉などに浸かってからのんびり疲れを取って帰るということもできます。宿泊しなくても済むわけです。

だいたい、温泉入って、道の駅などで仮眠をとり、その後、深夜にゆっくりと帰宅するってな方法をとっています。

あと、輪行袋ですが、最近流行りの薄手のものは避けたほうがいいと思います。なにせ、鉄の塊を袋に入れて移動するわけですから、年から年中輪行していると、じきに袋があちこち穴が開いてきます。ある程度の厚みのあるごつい袋は重くてかさばりますが、長く使えるので、結局コスパがいいです。

最近は、輪行が鉄道各社より厳格化されたらしく、袋からとにかく部品が飛び出てはいけないそうです。気をつけましょう。

いずれにしても、輪行をすると宿泊せねば普通無理な地域でも弾丸ツアーで走ることも可能となり、行動範囲が一気に広がります。ありがたい制度です。輪行が末永くできるよう、マナーには気をつけたいものです。
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