お盆前だが特に予定もなく…。

台風が過ぎ去ってやれやれと思ったら、また、猛暑がぶり返した。
日中は仕事で屋内のため、平気であるが、夜、自宅に帰って寝るときになると、寝苦しくて辛い。最近は、ホームセンターに行くと、ゼリー状のひんやりマットという商品が人気であるとか聞く。うちも先日、弟がそれを見つけて買ってきた。枕くらいの大きさのものである。

効果はてきめんで、すこし日陰のひんやりした場所やクーラーの風の当たる場所で冷やしておいてから使用すると実に気持ちいい。毎晩、手放せなくなっているのである。足の裏を当てて休むと気持良すぎてくせになるようだ。

さて、お盆休みを特にとっていない。いつもの土日である。
どこか輪行で走りに行こうかとも思うが、暑くてなかなかその決断ができないでいる。涼しい山の稜線を走る、というのも一興だが、どこへ行ったものやら。高野山まで輪行で上り詰め、駅で組み上げて、下りをのんびりと有田あたりまで下るというのもいいかもしれない。これだと、川沿いに海までのんびりと下れるし、何より、辛い登りを輪行でショートカットできる。世界遺産の高野山を観光してから下ってもいい。

あれこれ、コースプランばかり考えつくのであるが、一向に実現する気配がない。外では早朝からセミが鳴き出して一層暑さを増している。

目下の楽しみは、帰ってから、ナスやうりの漬物で一杯やることだ。禁酒生活をながらくしていたが、止めた。もう人生も半分過ぎているし、ささやかな楽しみくらいないとやってられない。しかし、酒も弱くなった。ほんの少し、ロックでいただくだけでもう十分である。ほろ酔いとはホント身体にちょうどいいみたい。酒はディスカウントで見つけた、赤芋の焼酎である。これが、実にまろやかでうまい。

壺中天地。居ながらにして仙境のごとく極楽を味わっている次第。

夜半、部品箱を除くと鈍く光るお宝を愛でている。次の愛車にはどのクランクを付けようか?楽しく妄想するのである。一人ニヤニヤと、まだ見ぬ新調したフレームにこれらお宝が付く様を想像し、極楽気分。別段ビンテージにこだわっているわけではないが、昔の部品には気品があったと思う。ユーレーやサンプレ、カンパなど、性能云々より、デザインがよかった。今のは、みな、似たりよったりで味気なくなった。昔、トモダサイクルのワールドパーツカタログなる豪華なパーツカタログを所有していたのであるが、いつも間にか散逸し、記憶から消えた。今でもあのカタログがあればなぁーと寂しく思うのである。せめてもの慰みに手元に残ったたった一冊のニューサイ誌をなんども読み返しては感慨に耽っている。

さて、土曜日、ふらふらと愛車にまたがり、どこかへ避暑に出かけるか…。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿