輪行時の手の汚れについて

輪行してのサイクリングはとにかく楽しい。走り切った後のビール。最高である。
毎回、輪行すると次第に慣れてきて、工具類も洗練されてくる。私の場合は、ゴム手袋である。それも片方だけ。

理由を書くと、チェーンを触るときに手が汚れるからである。昔、この手袋を忘れたために手が油で真っ黒になり、しばらく昼食のおにぎりを食べられなかった苦い経験がある。それからというもの、必ず、このゴム手袋を愛用するようになったわけ。

チェーンをなるべくは触りたくないのであるが、どうしても後輪を外すとチェーンをフックに引っ掛けるときにチェーンを触らないといけない。器用な人は六角レンチで引っ掛けて、ひょいとフックにもっていくのだろうが、どんくさい私にはできない。それで、手袋を愛用しているのである。仲間からは怪訝な顔をされることがあるが、これが一番確実でやりやすいので、ずっと愛用している。

他にも輪行時に私独特の持ち歩く工具がある。ブレーキ挟みという工具。普段は使うことがないと思われるかもしれないが、私のクラブモデル車は、前後ともサイドプルブレーキが付けられていて、これをレバーのQRを開放して遊びを増やし、この工具で挟み付けてワイヤーをたるませ、レバーからワイヤーを引っこ抜く作業をしているわけだ。どうしてもこの工具がないと、サイドプルブレーキはワイヤーが外せない。フォーク抜きをやらない人には、ブレーキワイヤーを外すなんて邪道と思われるかもしれないが、泥除けが付いていたりするとフォークを抜くしか手がないので、こういう方法に落ち着いている。

これも非常にコツがあって、すんなりと抜けるときと、なかなか抜けず駅前で一苦労というのもあった。客待ちのタクシーのウンチャンは面白がって、いろいろ話しかけてきたりしたものだ。

こうした工具。かさばるのであるが、持っていないと難儀するので、必須アイテムになっている次第。
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