家の中の片付けを考える…。

我が家は、とにかくものが多い。今日、夏祭りのホットプレートやらクーラーボックスやらを取り出すために朝から汗だくになって片付けていた。

ものが1階だけでなく、2階にも溢れかえっている。高齢者の家がだいたいそうであるようにうちも長年買いためたそういったもので占拠されている状態だ。思い切って整理したいが、粗大ごみがごっそりとトラック二台分くらいは出るかと思うと恐ろしくてなかなか踏ん切りがつかない。

だいたい、こうして出た粗大ごみの処理方法がわからない。有料になるのだろうが、どういうルートで頼めばいいのやら。

両親が健在なうちに一気に片付けをやって広々した空間で気持よく暮らしたいと思うようになった。もちろん、自分のものも該当にもれずである。が、コレクターというものは、ものへの思い入れが強いあまり、心理的バリアーが働いて、いざ処分しようとしてもなかなか思い切りが悪いものである。

その点、本やCDはまだ処分しやすい。再生芸術であるから、どこかでまた買いなおせたりする可能性もゼロではない。ただし、稀覯本などはやはり処分せずに持っていた方がいいのはわかっているが、全体でそういう稀覯本の占める割合は数パーセントである。

いちど、今から20年ほど前にオーディオ装置をいっきに処分し、自室が広々となった記憶がある。その当時は、狭い6畳の2階部屋に2段ベッドが置いてあり、部屋の半分を占拠していた。それらを取っ払うと別の家のように広くなったものだ。

あれから20年自転車は増え続け、部屋中が自転車だらけとなった。普段乗らない何台かをバラして輪行袋に詰め、ベランダに出す、という作戦も考えている。こうすると居住空間は広くなるし、自転車も傷まないだろうと思う。

それと、あと20年もするとうちは家族が減り、居住空間が広くなる。同時にものをまた、一気に処分する時が来ると思うわけだ。リフォームなどは自分の寿命を考えてもうしないと思う。

不要品を処分すると、たぶん、私のことだからマニアの館のような感じになるのではないか、と思ったりしておかしくなる。外観は普通の家でも中に入るとマニアの珍品だらけという…。(^^)

でも、そうした古物商的な方向を目指してはいけない。とりあえず終活を今から考えてものを増やさない方向にシフトしよう、と思う。
(=^・・^=)

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