台風接近で雨である。雨天後のお手入れとか…。

昨夜から、いよいよ台風5号が接近してくるようで雨足が強くなってきた。うかつにも東側の窓を締め忘れ、立てかけてあった愛車が濡れそぼっていた。

軽くタオルで水滴を拭き取り、なでてやる。幸い、革サドルは濡れてはいなかったので助かった。この自転車、もともと旅行用として組んであるため、雨も平気である。というか、雨でも走るという覚悟で作ってあるため、少々濡れようが気にしていない。泥除け付きの自転車は、完璧である。もともと降られたら濡れる覚悟で走ることを運命づけられているから、雨も平気である。

私などは、雨の日はポンチョといって、袖のないてるてる坊主のような格好の雨具を愛用している。完全に着込んでしまうタイプの雨具だと、蒸れて汗で内部が濡れて不快である。もう何年も通勤も含めてポンチョの愛用者である。

最近は、道路交通法がうるさくなってきて、雨の日の傘さし運転が不可となったため、ますますポンチョの登場機会が増えてくるものと思う。

さて、今回の台風五号は、南方の太平洋の水蒸気をたっぷりと吸い上げ、勢力も拡大しての上陸である。コースは最悪で、日本列島を総なめにするような格好だ。おまけに進行速度が遅いというのであるから、途中降られる雨の量も相当なものになるはずだ。

毎年、この時期、台風がやってきて、せっかくのサイクリングの計画がおじゃんになるということが多い。性格的に国道などを避けて走る傾向があるため、どうしても辺境の道へと入り込むことが多くなる。しかし、台風が来ると、これらの道が見事に崩落し、復旧には年単位の時間がかかることが多い。 今回もやきもきしながら台風の通過を見守っているところである。

雨天後のメンテナンスはどうしているか、というと、まず、気分次第である。驚くかもしれないが、昔から、不精なので、なかなかすぐにはやらない。たまにその気になって始めるという具合。しかし、洗車はいけないと私は思うわけ。なぜなら、機械ものに水をかけるのはご法度である、と信じているのである。同じ意見の自転車屋さんも存在するが、多数派は洗車するみたいだ。しかし、複雑なBB部やヘッド部に水が入り込むのは感心しない。やがて錆の原因となり、回転に支障をきたすことになる。

土砂降りの中を走ったら、まず、シートピラーを抜き取り、ヘッドも抜いて、自転車を逆さに吊るして水滴を出す。溜まりやすいBB部などを上に向ける。 こうしておくと、内部に水分が溜まるのを防げる。だいたい、5年に一度くらいは、完全バラシをやってメンテナンスする。これをやるとたいていの自転車は一生モノである。自転車屋にもっていくとこういう作業メニューの場合かなりの高額を取られることになるので、ぜひ、自分でやることをおすすめします。
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