フロントシングルの是非。

さて、チェンホィールを思い切ってシングルにしてから一週間ほど経つ。あまり乗り込めていないので、感想も単純だが、激坂はまず撃沈である。とても乗っていけない。しかし、日本という国は坂道が多い。

私のところの地形は紀の川が東から西に流れているため、大規模な河岸段丘である。そのため、東西に走る分には、フロントがシングルでもまったく問題ない。たいした坂もなく、いつも五条付近に出没しているのはそのためw。(^o^)

ただし、これが、南北にコースをとるとなるととたんに激坂となる。山脈越えとなるためである。ま、峠道の途中まではなんとか登って行けるのであるが、途中、勾配が10%近くなってくるともう降りて押すしかない。

でも、考えてしまうのである。インナーローで1対1のような超ローギア構成で登ったとしても歩くようなスピードなので、それなら体力を温存するために降りて押すというのがいいのではないか、と思ったりするわけである。

以前、新宮市まで走ったときには、峠道を無理してダンシングしたりしたため、後半の登りがとてもしんどかった。ものの本によると若い時にあまりむちゃくちゃなことをすると、歳をとってからの身体がボロボロになり、寿命が短いとか。おー怖わである。

さて、今度の黒滝村のコースであるが、吉野あたりから南へ向かうともうすぐに激坂となる。しかし、インナーがあっても乗っていけるような状態の坂ではないので、たぶん、降りて正解かとも思う。まず、Fシングル車の真価が問われる場面である。

以前は、ニューサイ誌で、フロントをTAのクロカン用ギアの44Tにして、リアを私と同じようにワイドにしている人をみた。タイヤはチューブラーだったと思うが、案外、どこでもいけるみたいなことを書かれていたように思う。ま、乗り手の体力次第だとは思うが、シングルギアは、フロントメカをいじる動作がないため、気分良く乗れる。プレートの間隔を気にすることなく、踏み込むだけというのが、車のオートマチック車みたいで単純だ。

まず、しばらくは、このまま猫リングを楽しもうと思う。
(=^・・^=)

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