紀伊半島に新たなルートを求めて。

深夜2時、枕元の携帯が鳴った。会社からの訃報であった。利用者が亡くなったとのこと。急いで身支度を整えていたら、また携帯がなり、どうやら急いで来なくてもいい、とのこと。しかし、一旦、起きて着替えてしまっているので、もう二度寝もできない。

仕方なく、早朝より机に座ってボォーとしていた。今日はどうせ早出なので、早朝より出勤である。あと数時間過ごすことになる。

ノートパソコンを開いて、グーグルマップを見ている。いつものホームグラウンド紀伊半島である。実にいろいろとコースが引ける。今まで一番気に入っているのは中央を横断している大塔林道で本宮に至るコース。その他、将軍川林道コース。これは紀伊日置から入って七川ダムを経て古座に至るコース。周参見から入って古座街道を下り、古座へ至るコース。実にいろいろと走ってきた。詳細はこのポタログにも収録しているので、興味ある方は、検索してみてくださいな。(^^)

和歌山県の推奨するコースも参考に調べたりしていた。中辺路の熊野古道コースが人気らしい。しかし、私が思うに、往路または復路にR311を使うのは辞めた方がいい、と思う。
理由は、長大トンネルの路側帯が狭く、交通量が多いこと。トンネル内が暗いこと。などで非常に自転車走行に危険だと思うから。以前、一回走ったことがあるのだが、正直後方から追い抜いてくる車に圧倒され、死ぬかと思うほどトンネル内が怖かった。荷物を沢山積んでのキャンピング車などは余計に煽られるので危ないだろう。

早朝より、マップを拡大したり縮小したりしながら、コースを検討するのは実に楽しい時間である。車をどこにデポしよう?とか、ゴールの駅はどこにしようかとか、場合に寄っては宿泊はどこでするのがいいか、などなど夢想しいてるだけでも楽しい。

個人的には紀伊田辺駅より南が好きである。
ココらへんまでくると南紀という雰囲気が濃厚で非常に旅情感に浸れる。そのくせ、一大観光地の白浜などにはあまり興味ない。基本、人が多く行くような場所を避ける傾向がある。

今、気になって仕方ないのは、熊野川の日足あたりから入って七川ダムへ至るコース。和田川峡の景観が素晴らしい。以前、車では通過したことがある。足郷トンネルは真っ暗な不気味なトンネルだったな。畝畑までの延々登らされるしんどい道。しかし、静寂がよくて、気に入っている道である。

後、合川ダムと七川ダムをつなぐR371ルート。途中、林道で迂回するルートになるが、人家がなく秘境中の秘境である。ここらへ行くには食料もかなり買い込んでいかないといけない。なんせ、人家が全く無い区間が続くから、自販機さえもない。

周囲の限界集落には廃屋がポツンポツンとあり、廃れ感は半端ない。
なにせ、今は連休というものがなかなか取れない身分ゆえ、おあずけになっているが自由の身になったら一気に走りにいきそうな気配である。
(=^・・^=)

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