真夏になると思い出すプライベートビーチのような美しい静かな海。三重県の新鹿である。海水浴シーズンになると臨時列車が駅に止まることがあるという。
特急南紀号だ。大昔、堺市に住んでいた頃、遠路はるばると列車を乗り継ぎ、松阪経由でここに泳ぎに行ったことがあったな。
おっさん独りで夏のビーチというのも洒落にならないが、水はひんやりと気持ち良かった。海の家で食べた焼きそばの味が忘れられない。
昔は、自転車を携帯せず、自由に気ままに列車に乗ってあちこち出かけていた。思いつきで、美しいビーチで泳ぎたいと思ったのが始まりだった。往復かなり時間がかかったが、楽しい列車の旅だった。南紀号は初めてこのとき乗ったが、車内には割と自転車の置けるようなスペースがあって驚いたものだ。
それに意外なほどに揺れなかった。この紀勢本線は長大トンネルだらけで、地下鉄のようだった。
しかし、トンネルの合間に見える車窓風景が絶景の連続で圧倒されたな。
新鹿は尾鷲市南部にある小さな漁村。目の前のビーチがどこまでも美しい。ここに新鹿温泉というのもあって、そこで泳いだあと、温泉に浸かって帰った。帰りは工事に来ていた親切な地元の大工さんの軽トラに乗せてもらい、駅まで送迎。
ご機嫌のご帰還だったのである。(*^^*)
もう還暦も過ぎたのでまさか独りで泳ぎに行くという暴挙に出れないが、今でも忘れられない思い出の土地である。
新鹿、また行きたいな…。
(=^・・^=)


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