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めはり寿司の思い出…。

 新宮の方へ過去何度か行ったことがある。紀伊半島の端っこの方にあって、都会からはなんともアクセスが悪い。数時間ほどかかる。東京から白浜空港まで約1時間だと考えると、僻地だ。

そんな新宮には、名物のめはり寿司という美味しい食べ物がある。(*^^*)

これは高菜の葉っぱでご飯をまるごとくるんだ巨大なおにぎりである。高菜の発酵具合でいろいろ種類があるようだ。

私は若干発酵の進んだ酸っぱいような味のめはり寿司が好きかな。

新宮駅前に着いて、お腹も減ってめはり寿司を買い求め、急いで食べた思い出がある。その葉っぱに染みる味がなんとも美味であり、何個でも食べたくなるのであった。

古来、筏師らが、弁当に持ったという説がある。熊野川の支流の北山川は今でも観光筏の川下りで有名であり、予約が殺到しているのだそうだ。

以前は、ジェット船も行き交っていたな。瀞峡巡りか…。とうとう私は実現できなかったのが心残りである。熊野川の志古あたりから乗船し、川を遡って奇岩の多い名勝の瀞八丁を行くのだった。

いつか、この瀞八丁巡りをやろう、と決めていたのであるが、ある日突然、ジェット船の廃止のお知らせ。_| ̄|○

昔、駅弁で新宮駅にこの名物めはり寿司があったそうな。今でもあれば、ぜひ食べてみたいと思うのだ。今はもうないみたい。(T_T)

しかし、新宮あたりには様々なめはり寿司を食べさせる店がある。めはり屋というその名もずばりな店にも入ったことがあった。カウンター席に座り、一心不乱にめはり寿司を頬張ったな。(*^^*)

サイクリングの途中に食べるものはどれも超美味に感じる。それだけ空腹感が半端ない、ということか。

自宅でも母が時々、このめはり寿司を作ってくれることがある。もちろん、完食だ。おかずも何も要らないくらい、美味しいのだ。

ラップに包んでそのまま、フロントバッグに放り込んでもちょうどいい携帯食となる。昔の筏師のよう。(*^^*)

新宮あたりからこのめはり寿司を食って、スタートし、秘境の安川大塔林道を田辺へ抜けたことがあった。ゴロゴロのこぶし大の石ころだらけの林道を延々押し上げ、峠のトンネルに着く頃には日が暮れた。

冷え切った体を温めるべく、乙女の湯という温泉に立ち寄り、浸かってナイトランで朝来駅まで行った。ここから、輪行で最終列車でご帰還だったな。

このコース、また行きたいな、とずっと思い続けているのであるが、なんせ、今は熊だらけ。(;´д`)トホホ…

とても近づけない状態である。

いつか、まためはり寿司を買ってフロントバッグに放り込み、走りたいと思う。

(=^・・^=)

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