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風伝峠を越える…。

2005.4.15
もうかれこれ10年以上前になるが、風伝峠を自転車で越えたことがあった。道の駅瀞峡街道熊野川へ車をデポし、そこから走り始める。
北山川を渡る島津大橋にかけてちょっとした峠があり、この峠がきつかった。やっとのことで、押上げ、越える。途中、崩落現場があり、その昔、トラックが落ちたとのこと。乗っていた運転手はどうなったのか知らない。

島津大橋にかけてのダウンヒルを楽しみ、板屋の方へトンネルを抜ける。ここは昔、鉱山があったところで、戦時中は捕虜が大勢働いていたらしい。近くに鉱山資料館があり、内部に入れば、当時の写真を見ることができる。

さて、しばらく行くと風伝トンネルへ行く道から右脇へそれて旧道が伸びている。こちらを行く。いきなり上りが始まる。最初はギアをインナーに落とし、じっくりと漕いでいく。日頃のツケが一気にくる。息があがり、ハァーハァーいう。

春の独特の草木の匂いがしている。日陰に入るとひんやりしている。杉木立の中を行く道になる。暗い。それに枝がたくさん落ちていて、もはや、この旧道がメインストリートではないことを思い知らされる。車も来ないし、静かである。

登り口から30分ほど乗ったり押したりでやっと頂上の茶屋が見えた。風伝峠である。峠からちょっと下ったところから小さく集落が見えた。茶屋はまだ営業中であった。

下りきると、風伝トンネル脇に出てきた。しばらく田園地帯をのんびりと漕ぐ。
やがて熊野川河口に到着。ここから、はて、どう行くか悩むが、168号は暴走する車が多く危険なため、対岸のルートを北上することにした。しかし、このルート、かなり走らないと国道側へ渡る橋がない。

こちらのルートはまったくの自転車天国であった。車が来ないし、道幅も小さく、自転車にちょうどいい。人知れず、いい雰囲気の滝もあったし、奇妙な形をした岩もある。変化にとんだ道である。

この日はパンクもなく、チューブラーを嵌める苦労もなしに帰路に着いた。
(=^・・^=)

 道の駅瀞街道熊野川から北へ走り始める。国道は車がビュンビュン来るので怖い。


 熊野川と北山川が合流している地点。川の色が微妙に違った。


 宮井大橋を渡り、いよいよ瀞八丁方面へ向かう。


 北山川の眺め。


 国道169号から別れて、右へ行く。湯の口温泉方面である。


 島津大橋手前にこうした峠がある。かなり登らされた。キツイ。


 島津大橋。いよいよ三重県を走ることになる。あれを渡り、トンネルを抜けると板屋の集落である。風伝峠はもうすぐだ。

 元、鉱山のあった町。板屋。


 奇妙なとんがった山があった。


 田植え前の田園地帯を走る。


 やっと着いた。風伝峠への入り口。右側に入ると、旧道である。


 旧道は車が来ない。自転車天国。しかし、じわじわと足にくる。キツイ上り。


 途中、はるか眼下に風伝トンネルへの新道が見える。


 まだ、風伝峠には着かない。道はフラットになったり、登ったり。


 暗い、杉木立の中を行く。


 途中、熊野古道の古来の道があった。


 やったー。風伝峠、到着である。


 茶屋がまだ残っていた。


 峠から少し下ると、集落の風景が見えた。


 下りきると、あっさりと風伝トンネルの脇へ出た。


 後は、新宮までのんびりと田園地帯を漕ぐ。


 田植え前の田んぼが広がる。


 車も来ないし、最高のルート。


 熊野川の河口付近。新宮の町が見える。


 国道168号とは反対側のルートを北上することにした。


 こちらは、車も来ないし、静かないい雰囲気の道である。


 柱状節理があった。

 滝の名前は忘れたが、いい雰囲気である。人はいなかったな。


 豆腐のような奇妙な岩に遭遇。


 ゆったりと流れる熊野川。


デポ地の道の駅が対岸に見える。まだ渡れる橋がない。


 やがて登りになる。杉木立の中を行く。道の駅にはもうすぐだ。

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