ちょっと隅田まで。廃線跡の真土トンネルとは…。
10月ももうすぐ終わりですね。
晩秋になってきて、今日は冷える。しかし、予報では雨は大丈夫そうなので、とりあえず、東方面へ紀の川サイクリングロードをポタポタと行くことにした。
桃山付近。1人のローディーが追い抜きざまにご挨拶。「こんにちわー。」 「どこまで?」と聞かれるので、サイクリングロードをピストンするので、終点の隅田まで行きます、と答える。
ロード氏は、高野山へ登って、そこから護摩壇山を目指すという。この時間から、すごいな、と思う。
マシンの違いはあっても、やはり、そこはそれ。日頃の鍛錬でしょうな。こっちもちっとは走らないととはいうものの、休日に晴れる確率も低く、なんだかんだで、結局、月間走行距離はたかがしれている。いやはや、お恥ずかしい話…。
「この道はいいですよね。毎週、だいたい走りに来ています。」
しばらく並走しながら、話して、「先頭を引きましょうか? 25キロくらいで。」とおっしゃる。とっさにハイ、と答えたものの、ひぇー、25キロの巡航か。しかもこの向かい風の中を。やはり、ほどなく、置いて行かれ、ロード氏、曰く。先に行きますわー、だって。(_ _;)
その後は、車の来ないことをいいことに、周りの風景を見ながら、風に吹かれて、ポタポタ走行。ロード氏は遥か彼方に点となって見えている。
うん、やはり早いな。こりゃかなわんわ。
紀の川を何度か渡ることしばし…。サイクリングロードは紀の川をまたぎ、北岸へ行ったり、南岸へ行ったり。しかし、それが変化に富んでいていいのである。
いつもの万葉の里を過ぎる。ここからは北岸がしばらく続き、サイクリングロードの真骨頂である。車は来ない。天国をしばし楽しむ。
やがて、いつもUターンして帰る場所となる三谷橋を渡り、南岸へ。
しばらく行くと、慈尊院。女人高野である。ここは、比較的、観光客が少ないが、隠れた名所で、高野山へ行くのなら、ぜひに立ち寄ってほしい場所である。
さらに進むと、道の駅が見えてくる。今日も真田丸の影響か、すごい人出である。駐車場は早くも満車であった。
さて、九度山は何度か来ているが、この区間のサイクリングロードが好きではない。車道だし、車の往来が多くて危険。早く通過したいポイントである。九度山駅を過ぎるとちょっと登って下る。
やがて、いつもの休憩スポットであるファミマが見えてくる。ここで一服。本日は、アロエヨーグルトとファミリーマート特製のコロッケを買う。表のベンチに座って食べる。火照った体に風が心地よい。
走っても汗をそれほどかかなくなった。サイクリングには最適の季節到来である。
ちっとは、本格的に走りこんでおかないと、11月の名松線サイクリングでは、皆に迷惑をかけることになる。そうならないためにももう少しトレーニングが必要だろうと思う今日このごろ。
さて、橋本の向副あたりになる。サイクリングロードは最近整備されたとみえて、まだ、青のペイントが新しい。河川敷に降りたりする箇所もあり、川が近い。非常にいいコースである。車も来ない。
ここからは、また車道に戻り、今度は、恋野付近。ちょっとしたアップがある。これに向かい風。かなり消耗する。ダウンヒルを楽しむといよいよ、恋野橋を渡り、北岸へ。終点の隅田はもうすぐ。古い家並みを過ぎ、田んぼの中の道を出ると、隅田駅に到着である。
ここがゴールなのであるが、本日、廃線跡調査のため、真土トンネルを目指す。
看板を見ていると、ひとりのおじさんが近寄ってきて、飛び石なんとかはこの辺ですか?と聞かれるが、当方、土地のものではないので、全然見当つかず。しばらく話して、私は、真土トンネルへ到着。
写真などを撮り、休憩。さて、来た道を戻るか…。
先ほどの隅田駅。例のおじさん、駅舎の中に居た。中から出てきてまたご挨拶。聞けば、この人、なんでも新潟の住まいだとかで、五條市に泊まりこみ、仕事で自転車で隅田へ通っているのだそうな。本日、昼休みにて付近を散策しておったというわけ。お別れを言い、また、紀の川サイクリングロードを延々、下井阪橋まで戻ったという本日の道程である。距離は測ってないが、たぶん、約80キロくらい?
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