ガラパゴス化について思うこと…。

ガラパゴス化というキーワードがよく新聞紙上に出るようになって久しい。
要するに日本国内だけでしか通用しない規格品くらいの意味かと思う。よく例に出されるのが、携帯電話である。ガラケーとかいうらしい。私もつい最近まで使っていて、アイフォンに乗り換えた。

しかし、使い勝ってが決して悪かったわけではなく、周りが一気にスマホになったので、危機感を煽られ、乗り換えたのである。しかし、今は後悔している。毎月の料金が高いからだ。

ガラケーがなくなるかも?という噂はしきりに聞こえてくるが、一向になくなる気配はない。また、もとのガラケーに戻そうかと今、考えている。

さて、自転車の世界でもガラパゴス化は起きている。どこかで読んだが、日本の代表的なママチャリという車種がガラパゴス化の代表格だというのだ。海外では、まず見かけないスタイルの自転車である。

ママチャリはちょっと修理すればわかるが、非常にやっかいである。まず、後輪のパンク修理である。チェーンが全ケースといって、カバーに覆われているために簡単には、後輪が外せない構造になっている。はじめから、素人に修理させないようになっているかのごとくである。

こうした煩わしい構造が長年自転車屋を支えてきたのかな、と最近考えるようになった。もし、簡単に修理ができてしまうようなスポーツタイプのような自転車なら、自転車屋にわざわざパンク修理を持っていく人がいないだろう、と思うからだ。

結果、日本国内だけの販売に力点を置きすぎたために、日本の自転車業界は衰退した。それと為替レートの推移を見誤ったために多くの国内部品メーカーが潰れた。

今、隆盛を誇っているのは、台湾の業界である。

もうひとつ、ガラパゴス化の代表格が、ランドナーに代表される泥除け付きの自転車だ。今は、街を走っていてもスポーツタイプはみな、ロード系ばかりで、ラ系の自転車をみかけることはほとんどない。これも日本だけの固有種であり、ガラパゴス化の代表格であると思う。

これにはそれなりの理由があって、サイクリングのスタイル自体が日帰り中心になったことと、コンビニの全国展開なども影響していると思う。 

忘れてはいけないのが軽自動車である。これも日本の固有種だと思うが、非常に私は、好きだ。これくらいの排気量で十分である。山坂もよく登るし、狭い道は、軽自動車に限る。代々、乗り換えているのもすべて軽自動車ばかりである。

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