自転車は旅の道具か、スポーツの道具か…。

最近、仕事が忙しいので、休日もぐったりというのが実のところである。
それで、つらつらと考えてみたのであるが、自転車道楽というものが、今は、スポーツの対象と
なっているのであろう、ということ。それと、私が、元来好きな自転車道楽は、旅の道具としての自転車という捉え方である。

しかしだ、自転車でのんびりと旅行しようとすると、とにかく暇がないといけない。それと金もそれなりにかかる。なので、市場をみるとレーサーばかり売れて今ひとつランドナーなどの旅用自転車の人気が下火なのはそのせいか、と思うようになった次第。

とにかくランドナーなどでゆったりと旅行を楽しもうとすれば、リタイアした時間がたっぷりある人でないと無理かもしれない。週末に翌日からの仕事をちまちまと考えて旅に出ても楽しくないし、ゆとりがない。なので、こうした自転車旅行を趣味とするには一定の年齢にならないとかなわないのかもしれないな、と最近思うのである。

幸い、私もようやく50を超え、あと少しで自転車旅行を存分に楽しめる時代を迎えることになるのであるが、皮肉なことに、そうなると、今度は体力がなくなってしまって、走れる距離もしれている、ということになる。

こうしたことをいつも考えていると、早くリタイアした方が得なのか、徹底的に働いてからリタイアした方が得なのか、わけがわからなくなってくるわけだ。

うーん、いつもこのことを考えていて、堂々巡りである。
(=^・・^=)

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