本格的に懐古趣味がブームとなってきているのか…。

私のようにランドナー好きにとっては、最近、うれしいニュースが飛び込んでくることが多くなったように感じられる。今回は、ブレーキワイヤー関連である。会社名を日泉ケーブルという。岸和田市にある。ここが、往年のビンテージ系自転車に付いているブレーキアウターを当時のカラーそのままにしかも、中身は工夫してできるだけ引きを軽く、などというマニア泣かせなパーツを発表してくれたものだから、私もポチッとやって早々に入手したわけである。カラーは愛車に統一しているブルーである。同時にインナーワイヤーもステンレス複撚りにしてみた。まだ、換装していないが、また、雨の日にでも換装してみようかと思う。

他にも懐古趣味は進んできており、メーカーでいうと吉貝がエネシクロというブランドの下、シリーズ化して発表してくれている。注目は、チェンホィールのセットで、ルネパターンのW用とT用を発表した。なぜか、あの三輪のパターンにはマニア心をくすぐるものがあり、私なども杉野のものを持っているが、未だ大事にとってある。この度、サンエクシードなるブランドからも同じようなルネパターンのリングが発表され、こちらは5visクランクに合うデザインである。

さらにうれしいのは、グランボアとかサンエクシードが120mm幅のハブを発表してくれたこと。これは、かなりインパクトがある。今はもう手元にないが、その昔、ボスフリー仕様のBSユーラシアを所有していた。もし、今、手元にあればこうしたパーツを利用してうまくレストアしてあげられる。

ホィールの多段化は、チェーンに負荷がかかるし、チェーン寿命も短いし、何よりフレームスケルトンに無理があるので、クランクとのクリアランス、Fメカとのクリアランス等々、悩まないといけない箇所がたくさん出てくる。ツーリングには百害あって一利なしというわけ。今のTOEIをオーダーする際にこれらのレガシーなパーツが出ていたら、間違いなく、Rエンド幅を120mm指定にしていただろうに、と思う。残念だ。いや、まだ、老い先かなりあるから、もう1台? ふむふむ。えーい、イカンイカン。

とまあ、パーツでぼやいてしまったけど、シマノは一向にこういう動きに無関心なので、残念。杉野さんあたりも往年の名品、プロダイあたりを復刻してくれんかな? できれば、コッタードの方w。
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