台風19号が去った。

昨日は、台風19号が接近してきて大変になると思っていた。あいにく、出勤日だった。出勤してみると、植木やら椅子やら、飛ばされそうなものは片っ端から玄関内に避難させられていた。

正午過ぎにピークになるとかで、テレビを見ていたら、風雨が激しくなった。

しかし、去年の台風21号は直撃型だったため、甚大な被害が出たが、今回の台風は東にそれたため、それほど被害はなかった。雨が激しいくらいで、普段と変わらず、ホッとしている。

今日は休み。台風の後片付けである。

思うに、台風シーズンというのがちょっと例年とは違ってきているな、と感じる。地球温暖化の影響からか、10月中頃になっても台風が余裕でやってくるようになった。太平洋の海水温がかなり上昇していて、この傾向はもう元には戻らないだろう。すると、下手をすると、11月くらいまで台風がやってくることになるのかもしれない。

しかも来襲する台風は大型のものばかりで、暴風圏がとてつもなく広い。日本をすっぽりと覆ってしまうような暴風が吹き荒れて、避難する人たちの数も凄まじい。

気の毒に思うのは、千葉県の人たちである。先の台風15号直撃で相当やられたのに、また、立て続けに大型の19号となると、家の補修も追いつけまい。もう半壊の家など、諦めムードである。インフラの整備などに莫大なお金が必要になるだろう。未だ停電も続いているという。

もう気候も変わってしまったのだから、政府は、地球温暖化に即したインフラの整備というよりも非常用電源の確保など、災害対策に力を入れた方が得策だと思う。去年の台風21号で思い知ったのは電源の重要性だった。電気がないと、何もできない。特に施設などは最重要項目だ。

老朽化を迎えるインフラに追い打ちをかける台風襲来。もう日本は平穏に住んでいられる国ではないと思う。かといって移住もできない。災害対策にお金を使っていくしかないと思う。家を失った人の仮設住宅建設や、非常用電源。給水車など。相当数数がいると思う。
 (=^・・^=)

コメント

人気の投稿