自転車関連のペン画集を見ている。

本日、平日休である。

秋になると部屋でじっくりと読書したり、好きなF.パターソンのペン画集を開いたりして、見入っている。英国の田舎風景がいい。それにサイクリング途中、登場する人たちの表情もいい。登場する自転車は日本でいうクラブモデル風の快走車である。英国ではライトウェイトというらしい。ペン画はモノクロだが、風景を描くには最適だろうな、と思う。自分には画才がないため、描くことは一切ない。もっとも、うちの母は、画才が素晴らしい人で、惚れ惚れするような風景画や人物画を描く。いつも家事に翻弄されて、自由に描く時間がない。実にもったいない。もうすぐ家事を交代したら、思う存分描かせてあげよう、と思っている。

さて、ペン画の話が出たついでにいうと、今もある老舗のフランスの工具メーカーVARの80年代の総集編として編集された工具カタログが実に見事で、実は私のお宝である。今はもう入手困難だが、これがスキャンされ、インターネット上で公開されているのである。

このVARカタログはあのダニエルルブール氏のペン画によるもので、彼の本を三冊持っているが、これも見事なペン画である。メカの精細がわかる実に貴重な記録である。その彼が描くVAR工具たち。これはお宝である。工具好きの人は上のリンクからダウンロードしてカラー印刷されるとよいと思う。

このカタログに登場する工具はユニークなものが多い。マニア心をくすぐるそれらを所有したいという欲求にかられるのは自然なことである。私もカタログに載っているいくつかの工具を所有している。VAR#07のコッターピンを圧入したり、抜き取る工具。右ハンガーワンを外すための工具。いろいろ持っている。デザインが秀逸でこのカタログのVAR工具は惚れ惚れするものばかりである。

これらはもう現在、製造されておらず、ebayなどで探すと見つかるものが多い。工具蒐集もまた泥沼である。自転車部品以上に数が多く、その魅力にハマると抜け出せない恐れがある。(^^)

外は雨が降っている。今日も自転車には乗れそうにない…。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿