ペダルのこと。

我が愛車たちには、SPDシューズで乗るための専用品が取り付けてある。足が固定して乗りやすい。それに若干だが引き足の効果も期待できる。しかし、最近思うのだが、私のようなヘタレの乗り方では、ちょっとした峠の上りでもう降参。降りて押し歩くということが多くなった。その際、クリートが付けられたシューズは実に歩きにくいのである。

峠を歩くことが多くなった今は、普通のシューズで乗る方がいいのではないか、と思い始めている。そこで、新調したばかりの32Bランドナーは、両面フラットのラットトラップ型ペダルを取り付けた。クリップやらクリートやらには対応しない。(^^)

いつでも降りられ、楽に押せる。これが未舗装の峠道やら到底乗っていけないような勾配の坂道を押し歩くのにちょうどいい。

サイクリストの見栄でクリップを付けて一丁前に走り屋を気取る時期もあったが、実際、乗り降りが激しいとクリップに足先を通すのも面倒である。それで、思い切って普通のラットトラップ型にしたのである。

今は、輪行を常に意識していて、私のペダルはワンタッチで取り外せる機構の付いたものになっている。つまみを引っ張るだけで、ペダルが根本から外れるしくみだ。三ヶ島のこの逸品は、発明品だと感心している。

輪行時、ペダルを外す、という作業は意外と手間取る。固く締まっていて、なかなか外れないことが多いからだ。専用のペダルレンチを携行する必要性もある。

ペダルを外さないことには、輪行袋を痛める恐れがある。外すとかなりコンパクトになるため、かさばらない。輪行袋を持ち歩くとわかるのであるが、ペダルが出っ張っていると、実に持ちにくく、歩きにくい。

外したペダルはフロントバッグの中に放り込むことにしている。以前、外したペダルを駅に忘れそうになったため、必ずそうしている。

ペダルとの相性でいうと、サイクリングの専用シューズはいいのだが、値段が高い!そこで、私は、フットサル用のシューズを愛用している。これが実にフィットして歩きやすくいい感じである。値段も安く、いい買い物をしたと今でも思っている。

最近は、完成車でもペダルを付けずに販売されているものが多いようだ。ペダルは身体と接する重要部品ということで、各自こだわりを発揮できる部品である。

先程の三ヶ島の着脱機構の付いたペダルに話を戻すと、これが、共通機構となっているので、種類の違うペダルで着脱して、すぐ取り替えられるという便利さがある。普段はフラットペダルで乗っていて、次にトークリップの付いたペダルに交換なんてすぐできる。お値段は張るが、出発前にすぐ交換できるのが便利だ。

今日はペダルについてつらつらと考えてみた。
(=^・・^=)

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