サイクリング時の雨。

自転車に夏頃からまったく乗っていない。
部屋に置いている何台かの自転車はみな、タイヤの空気がそろそろ減り始めてぺちゃんこになってきている。一度に数台の自転車のタイヤを正常空気圧に仕上げるのは労力がいる。

順番に乗ってやらないととは思うが、複数台所有している悲しい性である。なかなか登場機会のない自転車もある。

まず、10月は晴天が少なかった。休日になるとほぼ雨である。今では発想を変えて雨天走行に気分が移っている。どうせ、旅行に行ってもこの天候では、途中必ず降るのだから、雨具の研究をもっとするほうがいい、と思うわけだ。

私はというと、雨具はポンチョである。それも一応専用品と謳われているものを持っている。フードが取り外せたりなかなかよくできている。ポンチョはすそが少し大きめにできていて、フロントバッグをすっぽりと覆うようになっている。バッグが濡れないのはありがたい。まだ、数度しか使ったことがない。だいたい今まで雨だとわかっていたら計画を中止してきたため、雨天走行にはならなかった。

最近は、あまりにも雨の日が多すぎて、雨を避けていてはサイクリングする機会がないようになってしまった。その昔、通勤時にポンチョを愛用していて、バケツをひっくり返したような雨の中をポンチョで通勤したことがあったが、まずまず濡れなかった。

数年前にサイクリストの集会があって伊勢の鳥羽に集合したときのこと。見事に雨で土砂降りであった。駅に集合したどこかのクラブの人が勇んでポンチョを取り出し、愛車を組み立てて雨の中を颯爽と走り出した。見ていて爽快であった。これぞ真のサイクリストというべきか。

もう一つ雨で不快なのが、足元の防水をどうするか?ということ。シューズカバーというのも安くて売っているが、あれはあくまでクリートのない普通のシューズ用であって、専用品を私は知らない。ファスナーが横に付いていてそれを締めるとブーツのようになって靴を自ら守るようになっている。

地球温暖化が進んできているせいか、太平洋の湿った空気を台風が運んできて、ポンプのように日本の上空で雨を降らす構図になっている。冬場の三ヶ月くらいが雨が少ないのであるが、北国では積雪がある。

今後は日帰り以外では、必ず雨具が必要になると思っている。ポンチョももう少し進化してくれれば、雨具を選ぶ際に参考になるのであるが、市販されているポンチョは種類が少ないようだ。
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