平成の龍神街道?

その昔、紀州藩主が龍神温泉に通った道を龍神街道というそうな。その一部区間、遠井辻峠あたりは以前自転車で越えたことがあった。しかし、今時は、車道が開発され、往時の歩きで越えた街道は部分的にしか残っていないらしい。そこで、平成の世に車で龍神温泉へ通える新たな龍神街道を開発?したとのこと。

 サイクリングで行くには最適なコースかもしれない。いくつも山脈を越えていくので、いつもの押し歩きは必至かと思われるが、いつか行きたいな、と考えている。

龍神温泉に一泊して、その後は、十津川方面へ向かってもいいし、反対に西へ下って輪行で帰宅してもいい。このコースは走りたいと思わせるコースである。

遠井辻峠あたりは狭路であって、対向などできたものではない。しかし、鬱蒼と生えた杉林が峠らしい雰囲気で往時の街道を偲ばせるものがある。ただし、この峠、眺望は良くなかった。早朝出発で自走で行き、貴志川あたりから新道のトンネルをいくつか抜けるとすぐ遠井辻峠の麓に出る。昼前くらいにはあらぎ島に着きそうだ。赤玉で昼食のわさび寿司を食べ、そこから一汗かいて護摩壇山。笹の茶屋峠を経て延々龍神スカイラインを行く。えらくしんどそうな道であるが、全線舗装されているため、ロードバイクでも面白いだろうと思う。

最近は、●●街道とかいうのにすぐ食いつくようになった。街道というのは古来、人の往来があった道で、その界隈には、風情ある建物が残っている可能性が高い。

現に地元の淡路街道でも昔の酒屋や宿場の雰囲気が残っている。

和歌山から五条まで大和街道というのもある。これも昔、自転車で走ったことがあるが、あちこち寸断されていてわかりにくい箇所もあった。そこを謎解きしながら進む面白さもある。道標があちこちに立っていて、それを目印に進んだ。

全国にある街道調査をして回るのも面白そうだな、と思う。
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