最近は、ずっとメカいじりばかりのような…。

9月以降、仕事上のポジションが責務の重大なポジションに移行してしまい、なかなか遠出できない環境になってしまった。いざというときの救急搬送の同乗などがつきまとうため、気軽に遠出できないのである。もちろん、夜も晩酌ができない。(T_T)

それで、趣味のサイクリングも最近は半日程度で帰ってこれるエリアばかりとなっている。どうしてもそんな具合だから、部屋の中で部品をあれこれといじり、ストレス解消となっている日常である。

最近の私は、いっときのビンテージ熱も冷めて今は落ち着いているが、ヤフオクなどで気になる部品などを見かけるとソワソワしている。(^^)

しかし、最近の古物は高い。まあ、その時代にタイムスリップして、その時代の値段で買えるものなら買ってみろ、と言われれば当然無理なので、わかるのであるが、それにしても高いなぁー。特にフランス産のサンプレックスやらユーレーやらの変速機は異常だ。未だフレンチ趣味の亡霊に取り憑かれ、あくなき蒐集を続けている人たちがいるからだろうか…。

一度でも現行品で組んだスポルティーフなんぞに乗ると、もう古物の世界に執着しようなどとは思わないと思うのだが。

さて、ドライブトレインの話をすると、シマノの動向が気になっている。未だ、8速や9速のスプロケットは発売されているのであるが、これがいつ廃止になるかと思うと気が気ではない。廉価なグレードの自転車にはたいていシマノの8速とかが付いているので、当分は大丈夫だろうか、とは思うのだが、もうメインはとっくに10速以上に移行してしまっているので、どうなるかわからない。それに部品の消耗ということで考えるなら、明らかに、10速の部品は薄い分、消耗が早い。その分、早く買い替えてもらえるわけでメーカーにとっては願ったりかなったりである。

私は、シマノの9速が一番気に入っている。理由はあのフランスの秘宝TAのpro 5visのチェンリングが使えるから。(^^)

製造中止というと気になるのが、フランスのTAである。もう70周年らしいが、未だ、ツーリストの羨望の的、pro 5visのチェーンリングを製造してくれている。ありがたや!

しかし、これもいつまで続くかわからない。現にもうBBやクランクはないようだ。

意外と、ブレーキまわりの小物などがいざというときに見つからなくて焦る。フロントのアウター受けとか、リアのアウター受けなど、当然、あると思っていると入荷予定なし、などとなっていて焦る。

ブレーキに関しては、カンチブレーキが一番好きかな? あのV字に伸びた直線のワイヤーの形にゾクゾクする。今でも傑作品はフランスはマファック社のクリテリウムだと信じて疑わない。究極の構造美というのか、あの部品の美しさを超えるブレーキにはまだ出会わない。しかし、反面、効きは悪く、雨の日など乗れたものではなかったが。(^^)

こうして、細部まで見ていくと、自転車というのはいろんな金属が使われていて、その光かたなどを考察すると面白い。一番人気は軽合金のバフがけでピカピカの鏡面仕上げというのがある。私は、磨き派ではない。磨いてもすぐ曇ってしまうので、あまり普段から磨かない。常に泥除けなどはくすんでしまっている。ピカールも一向に減らない。

最近、曇ってきたTAのギア板だけは磨いて、元の光沢に戻したが、一時しのぎである。

ようやく左太もも裏の腫れ物も治癒したことだし、明日は休みである。ちょっとだけ、自転車で試走してみようかとも思う。
(=^・・^=)

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