私の父は、今、 右足大腿骨転子部骨折で入院中です。予後は非常に悪いと予感します。
今まで歩行器と手すりに捕まってなんとかトイレは自立していましたが、もう今後は無理でしょうね。それでそうなると自宅での生活を諦めないといけません。夜中に何度も行くトイレをサポートしきれないからです。(;_;)
移動手段が車椅子となってくると、必然的に施設介護となります。だいたい、自宅か施設かの運命の分かれ道はプロの私から言わせると、トイレの自立度です。トイレがぎりぎり自立している方はまだ自宅での介護が可能。しかし、それが無理となってくると、夜間のおむつ対応とかになり、施設介護に頼ることになります。
介護者も倒れることは絶対に避けなければなりません。介護者の献身的な介護が美談みたいな風潮がありますが、間違っています。
介護者にはそれぞれの生活があり人生がある。それを犠牲にしてはいけません。入院中から退院後の生活を視野に入れて、考えておくべきでしょう。
手術が終わり、リハビリが開始されてくれば、中間報告や、退院後のカンファレンスに呼ばれることになりますが、たぶん、厳しい内容になるだろうな、と思っています。
問題は本人の意思ですね。絶対に自宅復帰を譲らない父をどう説得するか…。
段差だらけの自宅では車椅子介護は絶対に無理であること。夜間のトイレ介助が無理であること等を説明して受け入れてもらうしかないですね。
今まで通っていたデイサービスともお別れでしょうね。きっと。守備範囲の自治体変更になるかもしれないので、通えません。(;_;)
ま、住所は変更せず、このまま紀の川市にしておこうと思います。そうしないと金融関係や税金関係がややこしくなりますから。それに亡くなった場合、相続問題もからんできて、余計に大変です。この辺のことを知らずに安易に住所を変更してしまうと、後で後悔しますね。
いずれにしても、父はもう自宅に戻れないと思うと可哀想になりますが、仕方ありません。人間自宅で死ぬことは今やレアですから。大抵は入院先の病院とか、施設で亡くなる人がほとんどです。死因はほとんどが誤嚥性肺炎かな。
骨折で入院していても、次第に体力が衰えてきて、嚥下が悪くなり、流動食となります。しかし、それさえも飲み込めず、誤嚥性肺炎を起こして、亡くなるのです。
このパターンが一番多いかな。私の経験上。
父ももうそのレールに乗っかっています。たぶん、もう死期も近づいてきているのかな、と思います。要介護度も見直し変更となりますね。今要介護2なので、 多分3以上にはなるでしょう。するとデイサービス等の利用金額がまた上がります。悪いことに父は2割負担者です。
一月の介護費用がどれくらいになるのか、今からシュミレーションしておくことにします。
(=^・・^=)
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