連日の熊出没報道に驚いている。今年ほど熊が市街地に現れる年はなかっただろう。それほど山に餌がないのか。それとも個体数が増えているのか。
どちらにせよ、サイクリストも最近はグラベルが流行っているらしくやたら、林道とか入る人が多くなったように感じるが、私はあえて今の時期、山に入らないようにしている。どうしても山岳ルートになる場合も道路からは外れないようにしている。
熊の生息域になるべく立ち入りたくない。熊には熊の生活圏があるし、人間には人間の生活圏がある。しかし、最近、この境界線が曖昧になってきていて、食うか食われるか、という状況になりつつある。
本来熊は臆病な動物らしい。しかし、驚いたり興奮したりすると、人間を襲うという。今や、人間が怖くないというイメージが定着してしまったためか、わざと人間を狙うようになった熊もいるらしい。恐ろしや…。(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
十数年前には、私もよく林道とかに行っていた。まず、熊など出会わなかったし、注意の看板もなかったな。
今は至るところに熊出没注意の看板が出ていて、びびっている。
動画で見たが、熊の行動は素早い。とても人間が逃げおおせるものではない。出くわしたら運が悪いとしかいえない。もうアウトだ。
熊に食われた後の人間の遺体は凄惨そのものだという。顔の肉は引き剥がされ、見るも無残だという。
今や、市街地をうろつく熊もいるようで、東北の方の人は気が気ではないだろうな。和歌山は、まだ、市街地まで熊は出ていないが、山村に行くと、怖い気がする。車ならまだしも、自転車など、出くわしたら、もう逃げられない。
それで、大好きだった林道行きもさっぱり行かなくなった。ソロで行くのが怖い。
それと熊が出るかもしれない、というより、出るだろう、というようになってきていて、好きだった将軍川林道などのコースも行けずにいる。
林道と言わずとも、古座川町の奥地などへ行くと人間の活動がさっぱりない、という場所がある。そういうところへわざわざ危険を犯してまで行こうとは思わない。
それで、最近の私は、市街地と周辺の河川敷道路などをポタリングしたりして過ごしているわけである。
昔のNC誌が幅を利かせていた頃には、林道を走るのが一つのステータスだったりしたな。あの頃は熊のことなどなにもなかった。
しかし、今になるともう到底、人家の乏しい地帯をソロで走るなんてできない。
熊よけの鈴も付けているが、気休めに過ぎない。今の熊はわざと人間に近寄り、人間を狙い撃ちしているように思う。
知恵が付いたのだろう。
高野山も最近行っていないが、市街地を外れると熊の出没地帯ゆえ、あまり立ち入りたくない。
走れるコースもどんどん狭まっているのである。(´Д`)
最近は、海側によく行くようになったが、海側でも尾鷲付近など、熊の出没情報が出ているから、安心できない。
出くわしてからでは遅い。自転車は絶対に逃げられない。
死亡数もかなりの数になってきている。いつものライドコースをポタリングしているのが一番安心かもしれないな、と思う。
(=^・・^=)
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