何歳まで生きるのだろう?

最近、両親が高齢になってきて、自分の将来を考える機会が増えた。うちの両親は健康である。たぶん、夫婦ともども90歳代まで生きるだろうと思う。そうすると、その子である私も、たぶん長生きなのではないか、と思う。

よく新聞紙上などに定年後いくらあったら●●歳まで大丈夫だとかまことしやかに書かれているが、たぶん当てにならないと思う。人生、途中で大病を患ったら驚くほどにお金がかかる。しかし、日本の場合は、高額療養費制度があって、一定の上限を越えるお金は支給される。

そろそろ、50代半ばなので、これまで家の事を顧みず一心不乱に働いてきたが、人生設計を考えるときではないのか、と思う。

特に最近困っているのが、親の通院である。父親は耳が遠く、受診しても医師の話をまともに聴いていない。一人で通院したら、行っても行かなくても変わらない。言われるままに薬をもらってくるだけである。それと通院手段の問題。85歳にもなるとカブの運転も危うい。

自分は独身者なので、それほどお金をかける暮らしではないし、今後は、働き方も含めて考えていきたいな、と思う。少ない年金のこともあるので、たぶんだが、70歳くらいまではパートなどで働き続けるような暮らしだろうと思う。

介護生活直前の暗澹たる気持ちである。介護生活はみればわかるが、突然にやってくるものである。両親どちらかが転倒などして骨折でもなったら、その日からアウトである。長い入院期間の後にやってくる介護生活。だれも予想しない生活がそこには待っている。

社会保障費がうなぎのぼりであるが、私は、社会保障費にもっとお金をかけて欲しいと思う人間である。財源がないのなら、いっそのこと思い切って消費税率を20%くらいに挙げても社会保障費にほとんど回せるのならそれでいいと思う。介護現場は低賃金で離職者が多く、どこも四苦八苦である。今後超高齢化社会になってくると、今の社会保障費ではとても持たない。

長生きするとなるととたんに心配になるのが、お金であるが、切実な問題である。

方法は2つ。一気に一攫千金でバリバリと働き、目標金額を貯めて、リタイアする人。もう一方はアリさんコースで、ある程度年金をもらいながら、アルバイトなどを続けて余生を送る人に分かれると思う。私は、後者である。

といっても雇用があるのはだいたい65歳くらいまでなので、その後が心配でならないが…。
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