泥除けのエクボ。

私の愛車ランドナーには、本所製の亀甲泥除けが付けられている。亀甲とはその名の通り、亀の背中の甲羅のような雪平鍋のような模様の泥除けである。むかしはキャニオンとか、レフォールなど、フランス産のそうした模様の泥除けに憧れをもっていた。

こうした亀甲柄の泥除けに太いタイヤを付けるのがステータスのような感じだった。

さて、今付けている亀甲柄の泥除けであるが、最近、地震が和歌山北部地域では多く、3年ほど前の震度4の地震の際、天井つっぱりラックにぶら下げている愛車のロードが落下し、この亀甲柄泥除けを直撃! 結果、えくぼのように凹んでしまったというわけである。しかも悪いことにちょうどリフレクターを付けようかと考えていた矢先だったため、ちょうど取り付けポイントを凹まされてしまって、未だに付けていないというわけである。

後ろ泥除けにリフレクターを付けていないのは法令違反だと聞いた。前照灯、リフレクター、ベルなどの装備は必須である。それで、リフレクターを注文したいわけであるが、この小さな部品。アルミ削り出しなどとなると金額も相当するようだ。

後ろ泥除けの修復案である。まず、外して裏から叩いて凹んだ箇所を元に戻す、という作戦でいくとなるかと思うが、亀甲柄であるため、そうそううまく事は運ばないと思われる。叩いて戻すとせっかくの亀甲柄が台無しになるし、凹んだままでは不細工だし、なんとも悩ましいところなのである。これが、丸型などの泥除けの場合は修復も容易だろうが、亀甲柄は難しい。

いっそのこと、泥除けを新調する、という案もあるが、まだまだ使える部品なのでもったいない、と思う。

新田眞志著、「自転車メンテナンス」、アテネ書房、1995には、ちゃんと泥除けの凹んだときの修復法が載っている。また、金切りバサミで泥除け先端部のカットなどの工作を勧めてもいる。こうすることで、全体としての自転車のみてくれがかなりよくなるようだ。

横着な私など、そこまでの美学を追求することはなしにきているが、暇になったら一度やってみると面白いかもしれない。

泥除け加工にはまだ、ある。以前も書いたが、輪行の際、便利になる分割する案。しかし、薄い金板を切ると、必ずどこか鳴いたりする不具合があって、私は好まない。また、分割部分の見てくれが悪いので、分割式を敬遠している。

とにかく、ランドナーという車種では、組付けの際、泥除けの取り付けが作業全体のほぼ8割りを占めるといっても過言ではない。それくらい泥除けのセッティングは難しい。クリアランス調整、先端部の処理。ステー止めなどのダルマネジのところでのステーのカット等。

これら自転車屋がやりたがらない面倒な処理ばかりなので、自分でやるしかない。まあ、元々私など、好きでやっているので、いいが、他人にこれをやれ、と言われると、かなり手間賃を取られること間違い無しと思う。
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