今時の自転車がフォーク抜き輪行しにくい理由。

ポタポタと書いている日記のような我がブログ。
実に長く続いていて、自分でも不思議に思うのでありますが、検索して見てくれている人のキーワードを調べると面白いことに気づきます。まず、フォーク抜き輪行という言葉がトップに出てくるのでした。

ということは、最近、自転車始められて、輪行方法を考えている人が多いのかな?と思ったりします。

フォーク抜き輪行とはランドナーに代表される輪行方法で、ずばり、前輪をフォークごと抜いてしまって収納するという自転車が一番コンパクトになる収納法です。この方法ですと、特急などの後部座席の裏側にすっぽりと収まります。軽自動車の後部座席裏にも立てて入ります。

では、フォーク抜き輪行の障壁となっている現在の自転車の弱点とは何か?
  1. ハンドルステムがコラムにクランプされているため、ステムを外すのが面倒である。また、外してしまうと、トップキャップを締めている上下ワンのベアリング圧を調節するネジも再調整しなければならず、非常に面倒であること。
  2. ブレーキレバーからのワイヤがハンドルに沿って内蔵されてしまっており、ブレーキレバーからアウタとインナーワイヤーを取り外せないこと。つまりハンドル単体を分離できない。
  3. ブレーキ本体がカンチブレーキかセンタープルブレーキでないとアーチワイヤーを緩めて簡単にワイヤーをレバーから外せない。
これらの解決法は難しいですね。まず、フォークコラムですが、ネジの切っている1インチのスレッドコラムに変更すれば、マイクロアジャスター式のヘッド小物に交換して、フォーク抜き対応に改造することができそうですが、今時は1インチのフォーク自体が非常に希少で、まず、見つからないかなと思います。

ですので、これらの改造を目論むのなら、もういっそのこと、最新のランドナーかスポルティーフを買ってしまう方が早い、ということになります。

もちろん、フォーク抜き輪行をしたいのなら、上記、1と2と3の注意点は絶対条件です。

私の場合など、そのコンパクトな収納力のためか、泥除けが付いていない自転車でもフォークが抜ける仕様なら、抜いてしまい、輪行しています。(^^)

輪行。素晴らしい移動方式だと思うのですが、最近、ブームなのか、大型の輪行袋を下げた方を駅で見る機会が増えており、輪行袋の最大寸法など厳格化されてきているのを知らない人が多いのかな?とちょっと見ていて心配になります。ランドナーのフォーク抜き輪行なら、まず間違いなくこの厳格化された規定寸法に収まりますから心配はいりません。

今は忙しくて旅行どころではないのですが、落ち着いたら、輪行も併用しつつ、クロネコのサイクリングヤマト便を最大限活用しようと思っています。

これは素晴らしいです。往復手ぶらで行けますし、車内で他人に気を遣わなくてもいい、というのが最大限うれしいですね。乗り換えを何度もするような遠距離の移動には威力を発揮しそうです。

いずれ走りに行こうかと思っている関東方面やら、九州やらは、クロネコでやろうか、と思っております。
(=^・・^=)



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