最近の自転車の積載スタイルについて

最近、ロードバイクに直接バッグ類をくくりつけて旅をするバイクパッキングなるスタイルが流行っている。正直いうと私はあまり好きになれない。元来、ロードという車種は旅をする車種ではない、と思うからだ。あれは、レースをするための車種であって、旅をする車種とはまた違うのではないか?と考えるからである。

旅をする車種はフレームのスケルトンがゆったりとしていて、ホィールベースも長めである。

ランドナーという車種に一度乗るとわかると思うが、ゆったりと進む雰囲気とあの太いタイヤの感触がなんともいえず楽しい。もちろん、ランドナーには荷物専用のキャリアが付く。最初から荷物積載を設計されているためにあの仕様となっているのだ。

一方のロードバイクのパッキングは後付で無理やり、荷物を自転車に合わせたような仕様で、見ていてもどうもスッキリしない。それと根本的に宿泊を伴うツーリングなら泥除けが必須だろうと思うのだが、それもない。

最近のアメリカ思考の自転車にはなぜか、みな、泥除けがない。ワイルドだぜぇーというのだろうか、私にはちょっと無理である。まあ、日帰りなら私も泥除けはつけないかもしれないが、連泊になると途中必ず、雨が降るので、泥除けがあった方がありがたい。

たまに細いロードのタイヤで荷物満載の方を見ることがあるが、走りにくいのではないか、と見ていて心配になる。

しかし、キャリアやフレームを手作りできる職人が激減するなか、もうランドナーの復権はないのだろうか?ちょっと寂しいな…。
(=^・・^=)

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