瀬戸内一人旅の思い出。真鍋島…。
























































































































今から10年以上前になる。2008年の2月8日から10日にかけて瀬戸内を旅していた。一人旅である。その頃は積極的?に有給休暇を取得し、せっせとまわりの白い目も気にせず、旅行に明け暮れていた。(^^)

岡山駅まで新幹線で向かい、笠岡あたりから連絡船に飛び乗って真鍋島というところにいった。その頃、真鍋島にはまだYHが開業していた。YH巡りを熱心にしていた私は、珍しいとか辺鄙なところにあるYHに惹かれるものがあったというわけ。

同宿の男性はなんと、関東の方の人で先日、市役所を退職してきた、という。ま、込入ったことを聞くのも悪いのでスルーしたが、同じ部屋だった。自分探しの旅に出たのだという。

こちらもぶらり気ままな一人旅。話弾んで朝を迎えた。

このYHには自家製のプラネタリウムがあって、主人手作りのそれはちょっと面白い。

猫の額ほどの小さな浜に出ると、人気がなく、テラスからの眺めはちょっとした外国気分を味わえた。

再び、島々をつなぐ連絡船で笠岡に戻り、山陽本線など乗り継いで、忠海駅に着。そこからフェリーで沖に浮かぶ、昔は極秘の毒ガス製造の島だったという大久野島へ渡った。今は、うさぎの楽園となっていた。

しかし、無数のうさぎが近寄ってくるとちょっと怖い気もした。毒ガス資料館を見学すると、恐怖である。製造中に事故も発生したようだ。防護服の展示が物々しく恐怖を掻き立てる。今も島のどこかに毒ガス弾が埋まっているかもとの噂あり。(・・;)

さて、忠海駅に戻ると、アオハタジャムの工場が目に入った。こんなところで製造されてたのか。

最初に泊まったのは、岡山の鷲羽山YH。親切にもペアレントさんが、鷲羽山山頂まで車に乗せていってくれた。同宿の予定者は偶然、途中、出会い、同乗して山頂に向かったな。この女性。聞くと初めての独り旅だそうで、カメラに造詣が深く、鷲羽山の山頂スポットで撮影してもらった。今もお宝の写真である。

夜は夜でカラオケを二人貸し切りで使い倒し、歌いまくって、翌朝は途中まで電車で一緒だったな。なんとも楽しい旅だった。

ま、遠い昔の思い出であるが、今思うと私も若かったなと思う。今はあれだけの積極性がもうない。(^^) 暇は作ろうとすればできないこともないが、仕事を考えるとつい、出かけるのが億劫になる。なんとかしないととは思う。
(=^・・^=)

コメント

FOX さんの投稿…
ボクはもっと昔
確か1977年ころ
同じく笠岡駅から渡って
さんとらユース泊まりました
ふってわいたアルバイト
海苔の養殖の荷物を船積み&荷おろし
トラックへ積み込み
がありました。
なんと酔っぱらいの船長はボクに舵をまかせて(笑)
おまけにトラックへ載せてもらい関西に帰りました…
そこでも運転手の一人は免停で
ボクと換わってくれと…(*_*;
nonki さんの投稿…
FoxさんもさんとらYHに宿泊されてましたか。(^^)
真鍋島という孤島が気になって行きましたが、YHでの出会いはいろいろ。人生いろいろありますな、という感じです。しかし、運転手を変わってくれとは…。いやはや大変な体験をされましたね。(・∀・)
私も久しく旅行から遠ざかり、旅行したくて最近うずうずしています。暇になったら一気に行ってしまうかも。(=^・・^=)
FOX さんの投稿…
40年まえの旅ですが
一人旅は記憶がはっきりしてますね
誰かと行くと本来の旅の魅力は半減しますね(笑)

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