スポークのこと。これがないと始まらない…。

 私は、自転車で一番大事な部品は何ですか?と聞かれたら、即、スポークです、と答えている。

そう、全体重を支えていて、自転車にとって一番負荷がかかっている場所かな、と思うから。

しかし、周囲を見回すと、スポーツ自転車でもあまりスポークのことが話題にならないのはなぜ?と思ってしまう。

昨日は、あの群馬のタキザワサイクルが閉店していたことを書いた。ショックだった。細かな長さ違いのスポークをバラ売りしてくれていたから。商売的に見ると、一本ずつのバラ売りは、儲けにならないらしい。

そりゃそうだろう。利益率の低い商品を大量にストックしておく、なんて商売にならないのは当然だ。しかし、タキザワさんはやってくれていた。

それで私のようなホィール組をやるマニアには頼っていた人が多かったな、と思う。

今後の対策であるが、まず、ホィール組の段取りを少し慎重に考えることにする。例えば、フロントのスポーク長が290mmだとする。後輪が左291、右が289mmだとしたら、中央値の290mmで揃えてしまう。若干1mmほどニップルの出具合が少なくなるが、実用上は問題ないだろう。こうすれば、一種類のスポークだけ保管しておけば、スペアとして間に合うし、注文するときも一気にセット買いができて都合がいい。バラバラの寸法を全部揃えるのは購入上コストパフォーマンスが悪いのである。

たいていスポークは袋入りで36本とか72本セットで売られているから。

たまに修理用として12本入とかもあるが選択できる寸法は少ない。

アマゾンやモノタロウにはこうしたスポークの販売があった。日本の敷島などもある。これらは主にママチャリというかシティサイクル用のもので、ランドナーなどに使うのであれば、これらで十分だろう。錆びないようにステンレス製を注文すればいい。ニップルも真鍮製かな。

DTSWISSなんて高級品を嗜好するマニアもいることにはいるが、高い。それとニップルの寸法が特殊なので、専用のニップル回しが要る。

昔は、サイスポの別冊の修理本の裏表紙などにスポーク長一覧が付いていた。それくらい、昔は、組み方が決まっていて、銘柄によっても寸法はほぼ固定だったのである。今どきのように変態的なフランジの大きさのハブやらエアロスポークやらなどなかったから、それで間に合った。

だいたい、この表を見れば、どの部品とどの部品を組み合わせてホィールを組めば、これくらいだなとスポーク長の長さが推定できたのである。

今はノギスで実測してスポーク長計算機などで正確に計算しないと寸法は出てこない。

スポーク長の許容範囲はわずか1mmだそうだ。それと大抵のスポークは偶数で販売されていて、2mm間隔だな。

だから、上記のように使用するスポークの平均値で大量購入してしまうのが一番効率がいいのである。

タキザワサイクルさん、長らくお世話になりました。m(_ _)m

究極をいうと、あのKOWAのspoke cutterですよ。これを買えば、すべて解決です。あらゆる寸法のスポークが生み出されますから。

しかし、この専用工具、高いのよ! (;´д`)トホホ…

それとどこに売っているのかも知れない。

欲しいんですがね、これ。あのカンパのスーパーレコードセット買うよりも、シマノのデュラエースフルセット買うよりもはるかに値打ちが高い。

(=^・・^=)

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