デモンターブルという選択。

 私も憧れていてまだ持っていない車種がデモンターブルなる輪行時にフレームを分割できる自転車である。今日、ヤフオクを覗いていたら、ひょっこり出ていた。

調べてみると、もう今や、デモンターブルは市販車の中にはないようである。どうしても欲しかったらオーダーとなるようだ。しかし、高い。(^^)

昔は、このデモンターブルの製作上の一つの鬼門が変速ワイヤーの分割方法であったように思う。途中で切って、そこにつなぐための端子のようなネジの小物を取り付けて、つなぐ。その小物がなかなか入手できず、非常にレアな部品となっているようだ。

でも、今では、ずっとスマートな解決法がある。そう、電動メカをフロント、リアともに採用すれば、この小物も不要となる。

今は、デモンターブル車の活躍できる時代だ。なにより、輪行時、すばやくコンパクトになる。そのコンパクトさは半端ではない。フォーク抜きといっしょか、それ以上にコンパクトになる。なにせ車輪径だけの大きさにほぼ収まってしまう。

泥除けやFキャリアなども外さなくていい。お手軽にコンパクトになるので、日本の自転車事情によく合っているように思うわけだ。

製作の価格を除けば、いいことずくしである。

しかし、不思議と人気がないのか、パナソニックのカタログからは消えたようだ。残念である。

ブレーキワイヤーの上引き仕様などにこだわる必要もなく、デモンターブルなら、現代風のランドナーが実現できる。

いや、見れば見るほど欲しくなるが、止めておく。これ以上台数増やしてどうするんだ!と自分に言い聞かせ、溜飲を下げるのであった。(・∀・)

しかし、乗らないときに分解して輪行袋に放り込んでおき、いざ、乗るときにさっと組み立てられて乗れる、というのは昔流行った折りたたみ自転車の利点に共通する。これが、小径車でなく、通常径の自転車で実現できるわけだから、やはりよい。

日本のように電車内に持ち込むのに袋に分解収納していないといけないルールだと、このようなデモンターブルが活躍する場がふんだんにある。

なぜに人気が出ないのか、不思議なのである。

(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
デモンタブルは、昔、検討しました。
確かに、無線式の変速であれば、切り離すのは、後ブレーキだけなので、手間は省けますね。
アメリカのメーカー(Salsa)で出していたと思います。小径車だとモールトンです。
折り畳みは、ヒンジ部が故障の原因となるため、デモンタブルを候補にしましたが、
色々と悩んだ末、最もシンプルな非折り畳み式のミニベロ(20インチ)に落ち着きました。
ただし、それも結局は、中止となりました。

私の場合は、輪行というよりは、車に積むのが目的でしたが、
前後の車輪を外せば、トランクに収まるため、それで良いかな?という結論になりました。

軽の貨物車を買えば、自転車も積めて、車中泊も出来そうですので
将来的には、軽貨物かな?と思ったりします。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
デモンタブルいいですよね。散々フォーク抜き輪行について書きましたが、究極はやはりこのデモンタブルです。
とことん小さくなりますからね。ただ、マスプロメーカー車が少なくなってしまったのは残念です。
ま、カーサイの場合は、全後輪を外せば、乗せられます。ランドナーの場合は泥除けがありますので、私は、前のフォークごと抜いて後部座席を倒して乗せています。
私も軽自動車の貨物は狙いめだと思っています。(^^)

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