自転車は乗るためにある、というお話。

 ある界隈では、愛車を魔物呼ばわりしているような人たちがいるという。ルネ・エルスしかり、アレックス・サンジェしかり…。そうした高額な自転車を所有し、悦に入って痛むのを恐れて全く乗らず、眺めているだけ、というのがいいのか悪いのか。

盆栽趣味のようだ。先日開催された東叡オーナーズミーティング2025の動画を見ていたのだが、そこで、東叡社の代表がおっしゃっていたことが刺さった。「みなさん、ピカピカに磨くのもいいけど、もっと乗ってください。」

本当にそう思いますね。私など、東叡の高価なフレームを注文し、自分で組み付けて、愛車を乗っていますが、毎回、とことん乗り回しています。おかげでフレームは傷だらけ。あちこちタッチアップの跡だらけ、という具合。(^^) 天下の東叡が泣きますな。しかし、山田社長にすれば、職人冥利に尽きるでしょうね。

私は自転車というのは旅の道具だと思っているので、使い込まれた道具の放つオーラがいいと思うのです。特に使い込まれた革サドルの渋い色合いなど、見ているとしびれますね。

わび・さびの境地ですな。

流石にお手入れは一ヶ月に一度くらい、チェーンを洗って注油したりしていますが、厳密にホィールの振れ取りを追い込んだりはしません。若干、何ミリかは振れていたりしますが、気にしちゃいません。ブレーキが擦らなきゃいいや、くらい。(゚∀゚)

輪っぱもいまのところ快調でよく転がりますな。

クロモリは実にいいです。のり心地が。振動吸収性がよくて、タイヤの選択と相まって、路面の衝撃を見事に受け止めてくれますね。しかも金属疲労も長持ちで、クロモリだと錆びさせず、大事にメンテナンスをしていると、一生モノだとか。

だとすると、私の所有している台数から、もう一生以上の自転車ライフを送れる保証があるわけです。(゚∀゚)

欲しい部品が集まってきて、一台作る、というのはマニアとして非常によくわかるんです。しかし、そこから先、完成させたら、とことん乗ってやりましょうよ。乗らなきゃ、自転車が可哀想だ。

今日は雨で早朝に乗れなかったので、明日朝にたっぷりと乗りましょうかね。ペダルもフラットに付け替えたし、クロックスで乗っていきますわ。

水たまりをマッドフラップが遮り、滴り落ちる水の流れが素敵。なんだか愛車も喜んでいるようですよ。

(=^・・^=)

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