工具の値段。

最近、自転車の専用工具を買ったりしている。特にフレーム切削用のそれは値段が高い。恐らくカッターに使用する特殊鋼の値段がそのまま工具に反映しているのだろう、と思う。

鉄やアルミの固い金属を削るのであるから、それなりに硬度があって、硬い素材になる。もちろん連続使用すれば、摩耗する。個人的にはあまり出番のない工具であるが、マニアの性か、みると欲しくなる。

完成車で買っても一度全バラシをやって、こうした工具で、きちんと精度を出して、また組み直すというのをやっている。自転車屋にまかせればいいじゃない? と言われそうであるが、この作業自体がとても楽しい。趣味の醍醐味である。

最近、ice toolzとか、いくつか気になる工具メーカーが出てきて、そのカタログを見ていると値段がpark toolなどに比べて半額以下だったりするので驚く。なぜに同じ工具なのにこうも値段に差があるのだろう? と不思議に思っている。もちろん、素人の私であるから、値段の安い方を買うことになる。もうひとつ、ドイツのcyclus toolsもお値段がお手頃価格で嬉しい。

こうした特集を自転車雑誌で取り上げて欲しいのであるが、どうしたものか、新車のファーストインプレばかりで、工具の特集はめったに無い。

自転車道楽も人それぞれである。マスプロメーカー車を集めている人。オーダー車に血道を上げている人。古い自転車をレストアして満足している人。そして、私のように工具を集めて喜んでいる人…。

自転車という道具は、意外と専門の工具が豊富にあり、マニア心をくすぐるものがある。自動車だとスナップオンのレンチとか、定番という工具もある。私の工具箱の中身はまたいずれ公開しようかと思っているが、宝山、park tool、cyclus tools、などなど、玉石混交である。

自分の使用しやすいように工具を買い集めていくうちにこうなった。

今、欲しい逸品は、京都工具KTCのペダルレンチとかである。
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