60's〜70'sの自転車が最高!

私は自転車道楽にハマってもう今年で40年くらいになる。それで、思い返すと、少年時代憧れだったレーサーが今でも最高だな、と思っている。第一、美しい!

例を出すと、70年頃のチネリとかコルナゴなどである。芸術品といっても差し支えない。今、これらのオーナーさんは、大事に乗られていると思う。
一生のお宝である。オールカンパで組まれたそれらをたまにオークションで見かけたりすることあるが、まず、その高額さゆえに全く手がでない。

この頃のカンパは最高の品質の部品を作っていたと思う。それが、80年代に入り、エアロの洗礼を受けてからなにかデザインがおかしな方向へ行ったように思う。今思ってもおかしいのだが、自転車の速度くらいでエアロ効果なんてありえるのかな、と不思議に思う。

業界的にはなにかあたらしい波を作らないと次の製品が売れないから必死だったのだろうが、当時を振り返ると面白い。

今2020年になっても思うのが、この70年当時に完成された美しい自転車を越えるものがでてこない、ということだ。個人の感覚にもよるのかもしれないが、フレームの太いタイヤのリムが高い今風の自転車をどうも私は好きになれない。

時流に逆らい、レーサーにチューブラーホィールを履かせたりして一人自己満足している。(^^)

しかし、最近はチューブラーリムも少なくなった。カーボンリムを除けば、昔風の高さの少ないリムを買うのが難しくなった。製造しているメーカーがめっきり減ってしまい、難儀している。今、売っているのは、アンブロのネメシスくらいか。

70年代といえば、ツーリング自転車も最盛期であり、その美しさは極められている。以前NC誌でも別冊で70年代特集みたいなものがあったと思うが、自転車歴の長い人ほど郷愁をそそるものがあるのだろう。

今度暇になったら、ケルビムのロードをチューブラーホィールに履き替えようか…。
サドルにスペアのチューブラーをくくりつけて快走するのも気分転換によしだ。
(=^・・^=)

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