やはり、昔の規格がイイ。

ここしばらく風邪とは無縁であった。絶好調というわけでもないが、そこそこ体調管理はしてきたつもり。しかし、親父が風邪をひき、寝込むとたちまちうつったのか、喉に違和感が出た。微熱が続いていて、なんだかしんどいが、布団に臥せっている気分でもないので、早朝より起き出している。

さて、今日は休みだが、またもや雨。菜種梅雨のようだ。温暖化のせいで、季節が早まっている感じがする。それにしてもそうすると夏の期間が異常に長いということになる。また、あの酷暑の季節がやってくるのか、と思うと憂鬱だ。

注文していたTAのインナーがどうしてもまだ手配できていない。今日、通販で探してみるつもり。

和歌山のような田舎に住んでいるとほぼ自転車部品は通販頼みである。今は、ネットのおかげですぐに見つけることができて幸せだ。今から40年ほど前には、はるばると和歌山市内のショップまで自転車で出かけていって、日がな一日、店内に居座っていたな。(^^)

当時のお小遣いでは到底買うことのできないような高額なパーツをガラスケース越しに垂涎の眼差しで見つめていたっけ。

例えば、ストロングライトの49D。ずっとずっと憧れである。しかし、こうして年老いてから復帰してみると、見事に跡形もなく消え去り、たまにヤフオクで見かけてもその法外な値段に手が出ない。ストロングライトの5ピンクランクはその刻印がかっこよくて憧れたものだった。

ビンテージ品は難しい。今時の自転車にそれをつけようとすると規格の違いが実現性の可能性を一気に下げる。そうしたまどろっこしいのが嫌で最後にオーダーしたフレームは、リアエンド幅120mm指定でビンテージ品も難なく付けられる仕様とした。これは正解であった。ありがたいことにこの当時の規格に沿った最新パーツというのが供給されており、それに頼って、今に至る。

数ある部品の中でも私は、クランクマニアである。特に5ピン形式のものが好きで、コッタレス、コッタードといろいろ所有している。ダントツはTAであるが、昔のクランクは直線デザインで、カッコイイと思う。

ロードバイクの仕様がそのまま自転車の標準規格に採用されるようになってからというもの、パーツの互換性が失われ、新しい規格が発表されるたびにビクビクする。今は、ディスクブレーキの普及に躍起で、そのおかげでリアエンド幅がもう142mmにもなっている。上から見るとガニ股のように見えて、カッコイイものではない。

昔のビンテージロードの126mm幅あたりがスマートでカッコイイと素直に思う。

もうスポーツ自転車が昔の時代に戻ることはない、と思うけど、なんとかオーダーであれば、昔の風情を取り戻すことが可能だ。私の場合はそうしている。しかし、お金がかかるのがなんとも欠点である。
(=^・・^=)

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