紀の川市〜新宮市まで十津川街道コースの思い出。

普段、ヘタレな私ですが、時々は無茶をやってロングライドとなることもあります。そんなロングライドのなかでも印象に残っているのが、十津川街道でした。仲間からは走る前に中止をなんどか忠告されたいわくつきのコースです。理由はあまりに辺鄙で商店などもなく、途中アクシデントに見舞われると帰還が難しいから、というもの。事実、輪友は、若い頃にここを走ってイノシシに前輪に突っ込まれ、走行不能となり、夕刻十津川の農家に泊めてもらった記憶があるとのこと。

【レポ】自宅(紀の川市)〜新宮市までR168にてサイクリング。

しかし、車では何度も走っている十津川街道ですから、景色もわかっているしだいたい坂道の具合もわかります。で、反対を押し切って走ったというわけ。

 サイクリングの途中でバイクツーリングのおじさんと出会い、自転車も好きだとのことで大いに話に花が咲いたのもいい思い出です。

後にも先にもこのときの走行が私にとっての最長記録かな。でも、乗っていった自転車はパナソニックの鉄の重たいランドナーなんです。重量も16キロほど(装備含む)で、よく走れたな、と今更に思います。

走行の感想を簡単に言うと、地下鉄?ってほどにトンネルが多くなっていること。紀州大水害の被害の後だけに道路が至るところで付け替えられていて、そのショートカットのためにロングなトンネルばかりとなっています。一番の怖い箇所は天辻峠のトンネルかな。ここ、一車線分しか道路幅がなく、大型車が来たらもうアウト。怖いなんてもんじゃない。

でも、ここを抜けて頂上の道の駅に着くとホッとしますね。

今から考えると、せっかくの風光明媚で温泉も豊富なこの十津川街道を一日で走りきってしまうのがもったいないと感じます。次回は宿泊して余裕で走りたいですね。
(=^・・^=)

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