部品の価格や旅行のこと。

先日、京都のグランボアより、注文していたTAのインナーが届いた。34Tであった。しかし、アマゾンで買ったものよりも断然高いので、びっくりした。複雑な流通ルートの違いでこうなるのかな、と思うが、もっと驚いているのは、私が自転車を始めた40年ほど前の頃に比べると、部品や完成車価格がものすごく高くなったということ。

昔は、100万越えるような自転車ってなかったな。今は、高級ロードバイクなどにになると平気で100万円以上するからびっくりである。別に、高級な自転車が悪いとは全然思わないが、あまりに高い自転車だと盗難を心配するあまり気楽に乗れないのではないかと心配になる。

私など、ポタリングで、そこらのお寺や神社、温泉などに駐輪することがよくある。なので、なるべく盗られないように最近では、高級なパーツをわざと付けない、という作戦になっている。シートポストやハブのQRなど、手で外せる部品だけ抜き取って盗られるということもあるようだ。こうなるともはや防ぐ手段がない。

5万くらいのクロスバイクに今、注目している。これくらいの自転車でサイクリングは十分だと思うのである。散々道楽して、高級自転車を集めてきて、今になって思うのは、こういうリーズナブルな自転車でラフに扱っても平気で、クロネコなどを活用しまくり、全国あちこち走りに行く、ってのが一番イイと思うのだ。

そのためにはワークライフバランスが最も重要で、自転車趣味のような場合、勢い、仕事の過密度が最も趣味の活動性に影響を与える。私の例で振り返ると、仕事が過密な時期は自転車に疎遠である。今がそういう時期かもしれない。ま、これはもうすぐ解消されるので、また、全国輪行旅行にイケるかと思う。(・∀・)

昨日は、綿貫益弘著、「津軽から江差へ」、百合出版を読んでいて、自転車旅行の世界にどっぷりとハマっていた。鹿児島南部の旅行記が素敵で、読み耽っていた。今、思えば、九州南部なども知らぬ間に新幹線が開通し、全国どこからもアクセスがよくなった。僻地とは言えなくなった。寂しいものである。もう日本中に僻地と言える場所が少なくなった。便利さと引き換えに何かを失ったような寂しさ。全国どこへ行っても同じような風景になる寂しさ。

旅に出たくてたまならくなった。あと少しで暇になりそうである。そうしたら思いっきり出かけられそうだ。
(=^・・^=)

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