自転車の顔。チェンホィール。悩むなぁ。

昨日、ご紹介した所有しているスギノの古物チェンホィールだけど、結論からいうと換装は難しいかな、ということになります。

理由は、クランクとギア板とのクリアランス問題。昔のチェンホィールはこの間隔が狭く、今時の羽の広いタイプのFメカを取り付けると干渉します。どうしても取り付けたいというのであれば、Fメカも昔のものを探さないといけません。相当な出費も覚悟が必要。それでもRスプロケが今時の多段であるとすると、完全に付けられるという保証はありません。冒険です。ですので、今回は見送ります。

代わりに何か美しいギア板はないか?と探しているとこれが、私のお気に入りのフランスのTA pro 5visに落ち着くわけですね。

今日は、このフランスの秘宝TA pro 5visについて書きます。

私の自転車蔵書の中に浅麓堂の中堀さんが書いた著書、「私が愛した自転車パーツ」って本があるのですが、この本の中にTAのギア板の美しさの秘密が語られています。抜粋すると…。
TAシクロツーリスト 「幅広くきめ細かいラインナップを誇る、もっとも親しまれたツーリング用チェンホィール。どんな組み合わせでも美しく見える秘密は、計算された外周部の幅にある。」
とあります。(^^)
つまり、TAのギア板は歯数ごとに計算されて美しく見えるように設計されているのですね。それで、私なりに最も美しく見えるギア歯数はどれか?というのに悩んでいるのですが、ワタシ的意見では、50x34TのWで決まりではないか、と思うのです。

トリプルにしないのは、見た目です。ごちゃごちゃしてトリプルだと美しく見えない。シンプルな方が見栄えがいい、というわけ。

しかし、これくらいの大きなギアになりますと、Rスプロケも32Tの乙女ギア化しないと日本の激坂は登れません。昔は、カッコをつけて小さなRスプロケでも登っていたのですが、もう50歳も超えますと到底無理。(・∀・)

もうひとつ、アウターを50Tにこだわる理由は、Fメカの羽のカーブがちょうどこの50Tのギアに沿わせてある、っていうこと。今つけている小さな44Tだとカーブが合わず、かっこ悪い。

まあ、マニアの戯言だと思って読んでくださいな。別に走れりゃいいじゃないの?って人はスルーしてください。ラ系マニアはこういうところ、非常に気になるのでした。

というわけで近々、TAの50x34Tのギア板を注文しようかと思っております。この機会にBBもクランクのサンエクシードお勧めのシマノのUN55の113mmあたりに換装しようと思います。
(=^・・^=)

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