将来の物流などを考えると暗くなる気分。

 天気予報どおり、朝から雨が降っている。予報を見ると今日一日雨のようである。今日は車で通勤となりそうである。明日も雨のようで、連日自動車通勤だ。

ようやく修理から戻ってきた愛車であるが、なんとなく狭い道を乗る気がしない。事故の記憶が蘇り、怖い気分である。

しかし、自転車通勤してみていい面もある。自分の体力の再評価だ。まだまだ体力的に自転車で十分だという自信。

この分なら後10年近く経過してもたぶん、自転車に乗ってそこそこ距離を走れるだろう、という自信である。

過去には単独で新宮市まで走ったこともあった。距離はおおよそ160キロほどだった。帰りは輪行である。しかし、新宮あたりまで行くと流石に帰りの電車賃が非常に高くて驚いたものだ。

最近は、ロングライドよりも歴史街道などの街道に興味が移り、近所の大和街道やら、淡路街道やらをひたすら走っている。

日本は古くからの街道が全国にあって、司馬遼太郎氏の著書、街道をゆくにいろいろ紹介されていた。大好きな古座街道もその一つである。

将来は電気自動車の時代になるとかいうが、電池に使われるレアメタルの問題は解決したのだろうか。世界中で希少資源の奪い合いになり、また価格が高騰しそうな気がする。

もし、個人所有の自動車の時代が終わると、今までせっせと作り上げてきた高速道路などのインフラが一気に不要のものとなる。

自動車用に設計された道路は自転車で走るとわかるのであるが、勾配の付け方などが自動車用に考えられていて、とても人間の非力な力で登り切るのが難しく感じられる。

瀬戸内のしまなみ海道には何度も行っているが、あそこの自転車専用道は、勾配の付け方が自転車用に考えられていて、無理なく登れるようだ。

将来、人口が激減し、使用される車の数も減るとなると、全国に張り巡らされた高速道路や国道などが皆、無用の産物なる可能性がある。それに長大トンネルなどは、保守点検に非常に手間とお金がかかり、やっかいだ。橋梁もしかり。

将来は国庫も枯渇し、これらを維持できなくなるのではないか?と危惧している。

地産地消で地元経済中心の世の中になるのかな。トラック輸送もすでに運転手が減りつつあるし、運転手自身の高齢化もある。物流もこの先はお先真っ暗だ。

ボタン一つで通販で物が届く時代もいつまで続くかわからない。

毎日、せっせと自転車通勤をできるだけして、足腰を鍛えておこうかと思う。

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