輪行について。

 輪行についてのコメントが来てたので、もう少し輪行について書くことにします。

昔、運転が下手で自信がなかった頃は、よく遠出するのに輪行を利用していました。しかし、地方都市といえども、平日は朝夕と混むのです。だから、私はいつも始発とかを利用していました。始発で南紀に向かうと、和歌山駅で乗り換えて、朝8時過ぎに周参見に到着できます。

もっぱらこれを利用していたわけです。最も、私が自転車趣味に返り咲いた頃には、天王寺駅を深夜に出発して、朝5時に新宮駅に着く通称、釣り列車は、もう廃止されていたのです。(;_;)

最近の釣り人もご多分にもれず、皆さん、マイカーで釣り場へ向かいます。重いクーラーボックスをらくらく運べるし、宿までドアツードア。何から何まで便利ですからねぇ。

で、輪行ですが、たしかに面倒なのですが、不思議と私はランドナーという車種がとことん好きでして、面倒な泥除けを分割式に改造したり、すぐ外せるように工夫したりいろいろいじるのが好きです。

先ごろ完成した還暦記念号も蝶ネジなどを使用し、輪行時の手間を省いています。そこまでしても泥除けにこだわる私って変人なのかなぁ〜。(´Д`)

ま、でも何泊かするうちに必ず雨に遭いますから、これでいいのです。

フォークを抜くと半分くらいのサイズに自転車が小さくなります。私がいつも愛用しているのはモンベルのコンパクトリンコウという輪行袋なのですが、これと並んでよく使っているのがあさひオリジナルの横型輪行袋というやつ。

袋にゴロっとフォークを抜いてコンパクトにした車体を入れてくるんでいまい、上から肩掛け紐をバックルに通して、締め上げて担ぐだけ。

これが一番好きかな。モンベルの方は下が開いているのでランドナーのようなスモールパーツがある場合、紛失の心配がありました。

エンド金具は使用しません。かさばるし、どうせ付けても途中でずれて外れていくことが多いから。

サドルを下にして、チェーンリングを上に持ってきます。こうしますと、Rメカ等も上になり、地面と接地しないため、壊れる心配が減ります。

ですので、私は伝統的なアルプス式には懐疑的なのです。Rメカのようなデリケートな部品が地面と近いのは心配でなりません。

もう何十年この方、この横置き型のフォーク抜き輪行方法で輪行をずっと続けてきました。

輪行はよく言われるように出発点とゴール点を違う駅に設定できるため、ユニークなコースが取れます。これが一番の魅力かな。車を介在させますと、必ず駐車場に戻らないといけない。一筆書きのコースになります。まあ、最近は鉄道も利用して、帰りは輪行かサイクルトレインで駐車場最寄り駅まで戻る、ってな方法にしています。

紀伊半島でいうと、東半分がまだ、輪行しないとイケマセン。実験的に新宮以北の地域もサイクルトレインになりそうな予感ですが、まだわかりません。

パークアンドライドの発展に大いに期待するところであります。

紀伊半島各地に駅チカの駐車場を探しているところです。こういう前線基地を持っておけば、車も鉄道も両方とも活用してより楽しくコースを描けます。

歳のせいか、泊まることが多くなりそうです。今まで南紀でも日帰り弾丸ツアーで行けていたのですが、もう今は無理。(;_;)

それにしても遠隔地への移動はフェリー一択か、と思います。飛行機はなぜか、嫌いなんです。あの重たい機体が空中に浮かぶというのがどうしても嫌で、怖いかな。

船旅が好きですね。船内では寝ていたらいいし…。

翌朝には目的地に着いていますから。

鉄道と比べても料金もそう高いとは思いませんね。

ま、繁忙期を外せば余裕ですよ。

東北とか行ってみたい。将来の夢ですね。その頃は70歳前だろうけど、多分健康だろうと思っています。(´Д`)

では、また、妄想の続きを…。

(=^・・^=)

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