早朝からグーグルマップをずっと見ている。(・∀・)

 小学生の頃から地図が大好きな変な子供だった。休み時間もずっと地図帳を見ては珍しい地名などをマークして楽しんでいたな。(^^)

やがて、エスカレートし、ケント紙をかぶせて白地図を作ってルートを書き込んだりするようになった。そして、授業で国土地理院の地形図を知ると、それを通販で取り寄せるようになった。

波打つ等高線に夢中だった。

今の世は天国である。無料で使えるグーグルマップが世界中に網羅されていて、残り余生を全部地図閲覧に注ぎ込んでも到底足りない。(T_T)

ま、私は現実的に旅行できる範囲内ということで、いつも紀伊半島内をだいたい見ている。四国や東北などはリタイアしてからのお楽しみである。

それで、旅行先を検討していたりするのであるが、思い起こせば、今年の2月には東紀州と呼ばれる紀北町あたりに行っていた。須賀利である。陸の孤島という名にふさわしい巾着のような突き出た地形に惹かれた。

泊まった宿も釣り宿で料理も美味しく、大量過ぎて満腹になったっけ。

また、次回は、こののこぎり地帯のさらに先である。車では何度か走ったことがあるが、国道260号はアップダウンの連続でリアス式海岸を越えていく難路である。昔読んだNC誌の記事に今井編集長が若い頃といってもちょうど東京オリンピックの開催年近くだったと記憶しているが、旧道のくねくね曲がった悪路を走っていて落車し、骨折して動けなくなり、救急搬送で病院送りになったとか…。

変なことだけ覚えているのである。何年何月号だったかは忘れた。(・∀・)

ま、それだけ難路だったのである。今は立派な道路ができているが、車のことばかりで自転車での通行など到底想定内ではないような激坂ばかりである。

ここをひとつ、走ってみようか…、とか考えてみる。

車載で持っていく。当然だ。紀伊長島あたりにデポすればいいか。

ここから東進して、のこぎり地帯を行く。泊まりは大王崎あたりでどうだろうか?

距離にして約80キロ。ちょうどいい。

帰りであるが、翌日、鵜方駅まで走り、そこから輪行で紀伊長島駅まで戻るというのはどうかな?

列車ダイアも検索するとままあるようだ。車載の場合は帰り時間を気にする必要がない。絶対に安全圏まで行けば帰還できるからだ。

この安心感のために車載でずっと行っている。遠距離は車載に限る。眠ければ、途中、止めて車内で寝ればいい。

ということで、ぼぉーと考えていたら、もう脳内が旅情ムードだ。

問題があるとすれば、冬季の紀伊長島へのアプローチ方法だ。大台ケ原、高見峠ともに凍結するだろう。

となると、高速で西側から本宮経由で延々行く、ということになりそうだ。時間がかかる。しかし、それだけ東紀州は遠いのである。

行くなら、2月くらいかな。この時期の海岸線が好きである。砂混じりの強風の浜風が吹き、頬を洗っていく。ランドナーのハンドルがふらふら取られる。

しかし、下ハンドルを握ってエアロ対策で臨むわけだ。(´Д`)

マップを見ていると美味しそうな食堂がゴロゴロある。ここらも調査してみたい。田舎にいくと思わず驚くようなコスパで提供している激ウマ店がよくある。

2月の須賀利行きの際、立ち寄った船津駅近くの食堂がそれで、激安でうまい海鮮が食えた。

また、あの感動を体験したい。

今は南伊勢町というらしい、この一帯。

もし、列車の接続が悪くても多気駅まで輪行すれば、後はそれほど激坂もなく、三瀬谷、紀伊長島と下り基調で行けそうだ。自転車の場合、どうとでもなるという強みがあるのが嬉しい。

このプラン、だんだんと現実味を帯び始めている。

(=^・・^=)

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