来年、スタートは三重県の水呑峠へ行きたい。

 

2025年1月スタートは、まず、念願の水呑峠へ行きたい。三重県南部にある。ここ、積年の願望があるのである。というのも通年ずっとここ数十年間通行止め。やっと今年、開通した。しかし、雑事に追われ、未だまだ越えられない。

ずっと三瀬谷付近に車をデポして相賀あたりで泊まる、という作戦を考えていたが、どうせなら、グルッと一周できないか、という案も浮上した。

この紀勢本線北部区間は未だサイクルトレインではないのである。(;_;)

それで輪行が面倒なので、ついこういうプランを考えた次第。

走行距離が100キロオーバーだが、一泊2日とすることで問題はない。相賀に泊まれば、翌日はまるまる一日中使える。夕方、紀伊長島の道の駅に戻れるだろう。

プロフィールマップを見てこの時計回り作戦を考えた。水呑峠への激坂を南部から上がってしまえば、後は長い下り基調だ。

こっちのほうが楽に決まっている。

梅ケ谷あたりからも紀伊長島へは下り基調だ。うん、これはいい案だ。

今までずっと北部から攻めて南部へ降りるというのばかりにこだわっていたが、実は途中までここは走ったことがあったのである。宮川ダムまで。そのときも途中崩落しているとは知らず、越えられると思って一生懸命にペダルを漕いだ。実際、じわじわと登りが続き、しんどかったのを覚えている。川の上流部へ向かうのだから当然だ。

今回はサクッと激坂を押し上げて、水呑峠からずっと川沿いに下るという作戦。こちらのほうがセオリー的に正しい。

ちょうどいい場所に道の駅があった。平地である。高地だとまた登り返しがあるので、カーサイの場合は気をつけないといけない。最後に登らされるのはゴメンである。

ただし、問題はアプローチの方法だ。東紀州はとにかく不便で遠い場所。R169も今はようやく迂回路が設定されていて、通り抜けできるようになった。しかし、冬季であるため、大台ケ原直下の叔母峰トンネル付近の凍結が心配だ。これがなければ越えられるだろうが、安全策を言うなら、西側の高速利用で朝来あたりまで行き、ここから中辺路を通って本宮から新宮へ出てここから北上する、というルートがいい。これは遠回りだが、安全で冬季でも確実に行ける。このルート以外は冬季は心配だ。高見峠しかり、叔母峰トンネルしかり。凍結がある。

今はまだ暖冬だが、年末あたりに寒波が来て、一気に路面真っ白というのはよくある話。たぶん、今回もそうなると思う。

するとアプローチが超遠方になるが、仕方ない。(;_;)

高速を使えば、紀伊田辺まで1時間半。そこから延々下道で向かうことになる。

以前、R168の長殿トンネル付近の通行止めをくらい、後ちょっとで五條市だというのに引き返して串本周りで帰ったことがあったな。実に紀伊半島グルッと一周コース。理由はガス欠だ。紀伊半島は夜になるとやっているガソリンスタンドというのがまず、少ない。知っているだけで新宮市内に一件くらいか。

だから、あのときは肝を冷やした。常にガソリン残量を気にしないといけない土地なのである。しかも高い!リッター180円くらいする。Σ(゚Д゚;)ギクッ

いっちょ行きますかぁ〜。これ、もう来年辺り攻めないと、残り人生で越えられる気がしません。思えば、水呑峠を初めて知ったのはNC誌の何年だか忘れたけど1月号だったなかな?はるばると東京から夜行列車で名古屋に降り立ち、そこから南紀号で尾鷲あたりまで来て、尾鷲に泊まって翌日越える、みたいな旅程だったなと思い出します。

あのときの記事の強烈な印象が脳裏に残っていて、いつか越えたいとずっと思い続けているのでした。

(=^・・^=)

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