輪行時の工夫について…。

パスハンターという車種があるってことさえ、今ではもう忘れ去られているかもしれない。ランドナーのギア比を低くして、泥除けなどを取り外した外観というもの。

ハンドルはコースによってドロップハンドルだったりフラットバーだったりします。私のものは、フラットバーです。

サドルもありあわせのものを取り付けているが、ラフに使えて調子いい。革サドルは取り扱いに神経を使う。ま、その分、ブルックスの乗り心地は抜群だが。ホィールは650x32Aというやや細身のもの。昔、アルプスのクライマーシリーズが履いていたタイヤと同じです。

愛用している輪行袋は、以前はあさひの横置き型だったのですが、今は、モンベルの巾着のような上からかぶせるタイプに落ち着いています。これ、とにかく楽。前後のわっぱを外し、中央で紐で縛り付けるだけ。サドルを下に地面に置いて、上から袋をかぶせると完成です。この輪行時に縛る紐ですが、付属のものを使ってもいいのですが、靴紐が案外丈夫で使いやすかったりします。そして移動時は、上に空いた穴から手を入れて直接フレームを掴みますので、肩紐も使っていません。この方が楽に持ち上がるし、移動も楽です。

本当は、輪行の楽さを考えて、もっと軽量化してもいいのかもしれませんが、お金をむやみかけるような幼稚なことはやりません。現行の部品はそこそこ安いものでも昔の部品に比べると随分と軽くなりましたから。

輪行の特徴は、変速機を常に上に持ってくるという作戦。こうすれば、ダメージを防げます。もっとこの輪行方法は広まっていいと思うんだけど、なぜか、みなさん、面倒なエンド金具をわざわざはめ込んでエンドとサドルの後ろで立たせる方法を実践しておりますな。しかし、この方法、何回もやりましたが、エンド金具が移動中に必ずずれて、変速機にダメージを受けました。なので、今はこの方法はもうやっておりません。

以前、クロネコ宅急便でこの輪行方法で送った時にひどく、リアエンドを痛み付けられ、修正に難儀したことがありました。それ以来、宅急便で送るなどという方法は実践していません。この方法が使えると、本当は東北とか北海道とか遠方へのサイクリングが手軽にできていいんだけどね。

私は、飛行機が嫌いでまだ乗ったことがありません。ですので、超遠方へはまだ行っておりません。行くなら日数かかっても鉄道ですかね。

こぶりなフラットバーは、輪行時も邪魔にならず、コンパクトに収納できます。荒れた路面の場合でも楽に走れるし、今は、フラットバーに慣れてしまいました。こうした要件を満たすのは、実はクロスバイクがいいのかもしれません。最初から、この条件をすべて満たしているし、なんといってもイチオシなのは、Vブレーキです。数ある自転車部品の発明のなかでも群を抜いています。制動力はたいしたもので、このブレーキがあれば、当分ディスクにいかなくてもいいかと思えるほどです。コスパもいいし。

ガンガン輪行して、走りたいところを楽しむ、というスタイル。大した距離を走らないので、私のような週末サイクリストにはうってつけです。

たった一台もっているレーサーもRスプロケをもっと大きくして、激坂対策をしようかと思っています。
(=^・・^=)

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