改造予定のロードのこととか。

その昔のアルテグラのSTIレバーを所有している。今は付けていないが、触角のワイヤー方式である。しかし、フレームのワイヤー受け等の位置を見るにつけ、実にこの触角モデルの方がワイヤー抵抗が少なくてよかったな、と今、思うのである。

なぜか、シマノは全モデルを触角ではないように変更してしまった。今のハンドルに沿わす形はどうしてもワイヤー抵抗が増えて、変速がスムーズにいかないように思える。それにステム付近から、一気にブレーキワイヤーといっしょに4本もワイヤーが伸びているのは見ていて、気持ちいいものではない。

それで、私は、ハンドル部付近のワイヤーのごちゃごちゃを解消するために昔のWレバーに変更したのである。これが正解で実に変速しやすい。

今時の人にはWレバーさえ見たこともない、という人も珍しくないと思うが、一昔前のロードバイクは皆、ダウンチューブにこの変速用のWレバーが付いていたのである。

レースの世界でその優位性から一気にブレーキレバーと一体化した変速システムになってしまい、もう二度とWレバーに戻ることはないと思う。しかし、カタログを見ると、未だにシマノはクラリスでWレバーを製造してくれている。ありがたい存在だ。

今の私のケルビムのロードバイクはアルテグラを中心に組んでいるが、今度、ホィールをチューブラー化しようかと思い、今、そのスプロケを探っているところである。リアは今、11-28Tの10速が付いているのであるが、これが、ハブの規格が違うらしく、チューブラーホィールのアルテグラに合わないのだ。しかし、フリクションのWレバーを使用しているので、互換性はそれほど気にしなくてもいい。ティアグラあたりの11-28Tあたりを探すとしよう。

そうしたら、最小限の出費でチューブラーホィール化できるだろうと思う。
チューブラータイヤの乗り心地は素晴らしい!一度経験するとわかると思うが、使い続けたくなる何かがある。私は、タイヤ交換もそれほど面倒だとは思わない。チューブラータイヤも両面テープを使うようになってからは瞬時に交換できるようになった。隔世の感である。苦労してクリンチャーのチューブ交換をしているのを見ると、チューブラーだと交換中のパンクは皆無である。タイヤに丸ごとチューブが包まれているため、交換時の作業ではパンクしない。それに一気にタイヤ丸ごと新品になるわけで、その後の安心感は大きい。

たかが、300g程度の重量のタイヤを一本携行するくらいなんとも無い。
様々なチューブラータイヤを試して楽しみたいと思う。シクロクロスの世界はタイヤが豊富である。
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