グーグルマップで巡る紀行。串本。

紀伊半島の南端に位置する串本町は、本州の最南端である潮岬がある。この潮岬と串本駅のある本州側とを繋いでいるのがトンボロである。

 私はその昔、小学校2年までこの串本町の駅近くに住んでいた。その当時は子供であったので自分の町がトンボロに形成されているなんて思いもよらなかった。

後ほど学校の地理で習ったところによると、函館などと並ぶ、日本の代表的なトンボロである、とのことである。今ではトンボロ上には多くの家々が立ち並び路地を形成している。迷路のような路地で車が入っていけないような狭い路地もたくさんある。小さい頃は、よくその路地を自転車で走り回り、親戚の家になど寄っていた。(^^)

西側の海岸線は砂浜となっており、上浦と呼ばれている。よくここで夏場は泳いだものだ。また、潮干狩りなどにも家族で行っていた思い出の土地である。その当時は貝がたくさん採れた。学校帰りなど、沢山の貝を拾って持って帰り、食べたものだ。

潮岬は今でこそ、陸続きだが、大昔は島だったのである。そこへ長年かかって砂が堆積し、島と本土がくっついた格好である。今、恐れているのは、このトンボロは非常に海抜が低いため、津波がやってきたら全滅であるということだ。高台への移住が徐々に進んでいるらしい。

津波といえば、もうあの東日本大震災から9年が経つ。今でも動画でたくさんの津波の凄まじさが残っている。やがてやってくる運命の南海地震はどれくらいの規模なのだろうか。

幸い、我が家は海から遠いため、被害は少ないだろうと思うが、海岸に住んでいる人は早めに高台に移住した方がいいだろうと思う。

串本町。幼い頃に住んでいた思い出の町。久しく行っていないが、また再訪してみたい。今度は自転車で。
(=^・・^=)

 

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