昨日は不思議な夢を見た。

昨夜、朝方である。寝入っていると、愛猫がやってきて、枕元で一声。外へ出してとせがんでいる。それで、ベランダのサッシを開けてやり、外へ出した。それから再び眠りに落ちる。やがて、不思議な場面の夢を見た。なんと、私が、蛍光色のベストを着て、とあるブルベに出場しているのである。距離はわからないが、PCで係の人たちと話している。どうやら、この先もう自信なさげでDNFしようかどうしようかと迷っているところで目が覚めた。

いやはや、この貧脚でブルベとはおこがましい。以前、もう数年前になるが、大阪の知人と一度ブルベごっこをしたことがあった。(^^) コースはりんくう公園から続くコースで、和歌山県に入ったところの和歌山市山口付近からである。そこから延々、奈良の女寄峠を越えて榛原のコンビニで折り返して戻ってくるというコース。ブルベの距離は全体で200キロだったと思う。私らが走ったのはその一部でほんの半分くらいだろうか。このとき、ブルベの過酷さを思い知ったのである。聞くところによると、距離を通じての時間制限があるし、PCでの時間制限もあるとか。とても、その制限時間枠内で走りきる事が無理とわかったのである。だいたい、普段からのんびりポタリング派の私らである。その時以来、もうブルベに出ようとは思わなくなった。懲りたのである。

それから気分を変え、南紀は古座あたりへ走りに行こうということになり、私の車に同乗し、周参見まで自転車を運んで、そこから古座街道をいっしょに走った思い出がある。南紀といえども少し山間部に入ると、たちまち深山幽谷の雰囲気である。道路の両側にはビロードのようにびっしりと苔が生え、雨の多さを物語る。行き交う車もほとんどなく静寂である。途中、小学校の廃校跡に来ると時が止まったような錯覚に陥った。

放置されている車は草や蔦が絡まり、自然に帰ろうとしている。ジブリのアニメのような雰囲気であった。

古座街道は数え切れないほどに走っているが、私のイチオシのコースである。あまりにアプローチが遠いため、周参見あたりで前泊してから走るのがいいのかもしれない。

もう3月である。今月は私の誕生月である。また、一つ歳を取るわけだ。人生100年とか言うけれど、ちょうど中間くらいか。ま、私が100歳まで生きることは絶対にないと思う。もうこの歳でも身体のあちこちにガタがきているし。(・∀・)

仮に100歳の寿命だとして、何歳くらいまで働くのだろうか?というのが正直気になるところである。最近思うのだが、収入は減ってもいいので、早くリタイアした方が得なのではないか、とさえ思う。とことんまで働いて、身体が自由にならず、結局、サイクリングしたいところにも十分に行けずに終わるのは哀れだ。

国の方では、70歳定年制を提唱しているが、とても70歳までも働きたくない、というのが正直な気持ちである。ただ、思うのは70歳までも雇ってくれる事業所があるのだろうか?という疑問。

働き蜂のような人生である日ぽっくりと逝くというのは、何のための人生だったのだろう、となると思う。
(=^・・^=)

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