水場について

今は、厳冬期。やや暖かくなってきて、ようやく長い冬の終わりが見える季節。最近、自転車に乗ることが多くなってきている私である。長い冬の間はメンテナンスやら講釈やらを垂れていて、乗る機会が少なかった。(^^)

さて、これから暖かくなってくると、自転車に乗って走る都度に喉が乾くのである。こういうとき、日本という国に生まれてよかったな、と実感するのがあちこちに散見される水場である。日本は雨の多い国で、たいていどこかの場所に水場がある。

旅先で偶然見つけた水場に長居し、なかなか出発しないことも多い私である。(^^)

以前、自宅からはるばると新宮市まで走ったときのこと。途中、十津川の風屋という場所に湧き水を発見した。名前を三里山の水という。地元では有名な湧き水らしい。ダム湖の辺りのカーブを曲がったあたりにあったな。ペットボトルの中身を捨て、よく洗ってから満タンにした。新宮までは道程も長く休憩の都度に飲んで喉を潤した。

水場付近には地元民が親切にも柄杓などを置いてくれていて、見てすぐに水場だとわかる。

お地蔵さんなどが祀られている場合も多いようだ。吉野の山奥の地蔵峠をやったときのこと。旧道の峠に名水の水場があり、ここでも恩恵にあやかった。

夏場のサイクリングでは特にうれしい水場の発見がある。最近は、衛生面がどうのとかうるさく言われるため、煮沸してから飲んでくれ、などの注意書きが無粋にかかっている場合があるが、私は堂々と生で飲んでいる。今までお腹を壊したこともない。

タオルを水に浸し、火照った身体を拭くのが気持ちいい。あちこちに湧き出る水場を見つけるごとに地図にマーキングし、再訪の際、楽しみにしているのである。
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