長い自転車歴の中で最もしんどかったコース。

長らく自転車道楽を続けてきて、強烈に印章に残っている最もしんどかったコースを今日は再録します。そう、紀の川市の自宅から南の端の新宮市まで走った記録。

乗って行った自転車は東叡のクラブモデルだったな。

このコースは紀伊半島を縦に走るコースのため、自然と横に連なる巨大山脈を次々と越えることになります。山脈に直角に挑む形になるため、坂が凄い!順に列挙しますと、まず、長峰山脈の黒澤牧場の峠越え。これもかなりしんどいです。途中、道が細くなり荒れていてちょっと怖いかな。眺望はよくなかったですね。

一旦、有田の金屋に降りて道の駅明恵ふるさと館で休憩の後、白馬山脈を越えます。これも延々上りが続きます。修理川からずっとの登り。かなりしんどかったです。道の駅白馬の里に立ち寄り、休憩と補給。その後ちょっとで峠のピークの白馬トンネルです。これが長大トンネルで長いこと!途中で折れてくの字になっていました。ま、車はあまり通らないので、それほど恐怖感はなかったです。

日高川町の川原河に降りてくるとまた、川を渡っていきなりの登りが始まります。椿山ダムまでずっとの登り。ダムサイトにくるといったん平坦路になり、休憩スポットやらやっほーポイントなるものもありました。

愛徳荘にて昼食も食べられます。ここからはしばらくダムサイトの平坦路でのんびりと景色を楽しみながら走れます。つかの間の幸せ。(^^)

串本を過ぎる頃からトンネルがあり、それを過ぎるとまた、若干の登りがありますが、それほどきつくありません。そのうちに道の駅龍遊につきました。ここまで確か3時間半ほどかかってたな。

ここからは龍神村近くまで川沿いのご機嫌コースです。しばらく行くと龍神村との分岐になり、右折して栃谷水上トンネルという長大トンネルを抜けます。これが怖い。中は真っ暗で明かりが乏しく、その上、車がひっきりなしに追い越していきます。かなり怖かった。

このトンネルを抜けると、物凄いダウンヒルの始まりです。一気に中辺路まで下りきるそれはリムが焼けそうなくらいでした。やっとR311まで来ると、もう新宮は目の前です。しかし、中辺路の難関の峠があり、この峠越えがかなりしんどいです。もう余力が残っていないと降りて押すことになります。私は降りて押しました。(・∀・)

足がひっきりなしに攣りました。もう筋肉も限界のようでした。しかし、押し切ると長いトンネルがあり、それを抜けると物凄いダウンヒルで、一気に本宮まで下ります。R168にぶつかると右折し、新宮を目指します。この日は向かい風で進まなかったな。

ここからはもうずっとR168沿いに走りました。しかし、車が飛ばしてくるので、決して安全な道ではないですね。

新宮に着く頃にはもうヘトヘトでしたが、達成感があり、大満足な一日でした。
難点をいうとコースはドラマチックで素晴らしいのですが、帰りの輪行の電車賃が半端なく高い。でも、私の中では、今までで一番しんどかったコースとなりました。

よく走ったな、ほんま。
(=^・・^=)

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