フレームポンプのこと。

 昔、サイクリング車によく付いていたフレームポンプです。細長い棒のようなデザインのアレ。最近、とんと見かけなくなりましたね。私も苦労して探して、最後に作った東叡車に直付してもらい、ぴたっと収まっています。いかにもこの自転車専用品というような雰囲気で、非常に気に入っているのですが、最近は市場から消えているようです。往年のシリカやアドホックなどのアルミ製のフレームポンプ(昔はインフレーターとも言ったな)は絶滅危惧種であり、今や、大枚を叩かないと買えない存在です。

駐輪していても一番盗難に遭いやすいため、常に手持ちで店の中に入ったりする始末…。

知人も店の前に駐輪していて危うく盗られそうになったとか。いやはや、物騒な世の中です。

しかし、いまでもこのフレームポンプをほそぼそと製造してくれている稀有なメーカーが存在します。

ゼファール フレームポンプ ZFL 068 ラピーゼ フレームポンプ シルバー

これは私が最後に手に入れたフレームポンプになりますが、現在、これが最後に作った東叡車につけているものです。これとゼファールのソリブロックがストックしてあります。
 
棒の先からホースを取り出してねじ込み、後は必死にポンピングするってな具合に使います。今どきのものは小さくコンパクトになってバッグの底の方に入れることもできますが、なにか味気なく、私はこの昔の棒のようなポンプを大事に使っております。
 
 この棒のようなポンプは意外に役立ちます。とある山村の集落に峠から降りてきて、どこぞの犬に吠えつかれ、危うく噛みつかれそうになったときなど、必死に応戦し、この棒を振り回して追い払うのです。そういう使い方もできるある種秘密兵器ですな。
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