卒論のシーズンだな。懐かしい遠い昔の話。
季節の変わり目を実感している。早朝、深夜は冷えるが、日中はとにかく暑い。Tシャツ一枚でも十分というくらいである。これも地球温暖化の影響だろうか?
3月に入ったけど、なんだかいつもと違う感じがしている。そう、雨が予想より非常に少ない。その証拠に紀の川を見ても、水量が少なくて寂しい感じである。
春の卒業シーズン到来である。それともうすぐワクワクの新学期である。私も遠い昔、大学の卒業論文で四苦八苦した口である。(・∀・)
私は農学部という看板の出ているところに通っていたわけだが、学科が農芸化学だったので、もろ、有機化学合成というような内容の卒論テーマだったな。でも、実験結果が徐々に予想に近づいてくると喜ばしいものであった。
ちょうど、私の卒論はある雑草の作り出すアレロパシー物質の生合成経路を研究するための標識化合物を作る、というもの。何代も受け継がれて完成する、という今の朝ドラみたいな進行である。
私はその出発物質を合成する係だったと思う。
あの頃は毎日、英文の論文を辞書片手に読んでいて、結構翻訳力はあったと思う。それも遠い昔、英語から離れると、もう簡単な英文くらいしか読めなくなったな。(・∀・)
使わないと廃れるものである。
友人は核磁気共鳴装置のテーマだった。隣の席でいつもいっしょだった。この人は一風変わった人で、鉄道狂だった。実験室に鉄道の時刻表とかよく置いていたな。(・∀・)
その頃は昭和の時代で地方ローカル線も結構いっぱいあった。
数年前、大阪のとある駅でばったり出会ったことがあった。元気にしていたが、風貌は少し老けていた。
私も卒業以来、予想外の人生を歩いてきたが、気がつくと還暦前になっている。時が流れるのは早いもので、人生はあっという間だ。ほんと。
今はやっと自分の時間が確保できるようになったので、ぼちぼちと読みたい本を熱心に読んでいる。この歳になって一番大事なのは、時間である!と断言できる。お金ではない。時間だ。
去年は評論家の立花隆氏が亡くなった。もすうぐ一周忌である。
彼が生きていれば、今のロシア情勢をどうみているのかな?とか考えたりする。
国際宇宙ステーションISSのミッションはどうなるのだろう?宇宙ステーションから見る地球の画像があるが、それは見惚れるほどに素晴らしい!
一刻も早く戦争が集結することを願う。
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