一台で二度おいしい自転車の妄想。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものだ。ようやく春の彼岸になり、冬も終わりを告げる。これからは、サイクリングにベストなシーズン到来である。しかし、私は本音を言うと、寒い冬場の方が好きである。夏になってくると、まず、ギラギラする日差しが嫌いだ。暑すぎてぼぉーとして走っていられない。影を求めてすぐ休憩となる。
夏場は影のない河川敷コースは地獄の様相となる。自販機もない。影もない。
唯一紀の川にかかる橋のたびに、影に入って休憩する、ってな走り方になる。すると、影を求めるご同輩と出くわす確率が高くなる。少し話をしてまた走り出す、というような感じである。
幸い、和歌山県はすぐ近くに山間部があって、涼しい林間コースが豊富にあるため、夏はそちらへ避難している。(・∀・)
私のお気に入りコースは高野山直下のあたりから、川沿いに下って海南あたりまで出てくるコース。友渕などの林間コースが素晴らしい。
少し足を伸ばして、東吉野方面の林間コースもイイ。
原始的な源流を求めて、将軍川林道へ向かったこともあった。しかし、アプローチが遠いので、滅多なことには行けない。
グラベルロードなるよくわからん車種が流行っているらしいな。要するに砂利道を心配なく走れる自転車ってな感じだろうと思うが、よく似た車種にすでにクロカン車などがある。むかしはイボイボのゴツいタイヤを履かして泥沼などを走破する豪快な遊びが流行ったことがあった。伝説のコンチネンタル社のTプロフィールなるタイヤは垂涎の的だったな。
今、あのタイヤが手に入るなら、そのタイヤを使っての一台っていうのもありかな、とは思う。(・∀・)
クロカンではやはりチューブラータイヤがイチオシかな。冬場のスポーツという観念が定着しているせいか、夏場にはあまりクロカン用のチューブラーは見かけない。
しかし、700C規格でフレームを作っておいて、ある程度タイヤクリアランスも設けておけば、ガードを外して、冬中、クロカン的な使い方で遊び、夏場はガードを装着してスポルティーフなどという贅沢も味わえるか、と考え中である。
そうなるとカンチブレーキの方がいいのかな、と思ったり。冬場はVブレーキに変更してクロカン的な使い方で遊び、夏場はオーソドックスなツーリング車で小旅行を楽しむと。
ま、妄想は果てることなく続くのであった…。
(=^・・^=)
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